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ブルックリンスタイルとは?コーディネート事例とおすすめソファ6選

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ニューヨーク・ブルックリン発祥の、無骨ながら味わい深いヴィンテージ感が魅力のブルックリンスタイル。

ヴィンテージ感とモノトーンを掛けあわせるおしゃれな世界観で幅広い方に人気がありますが、なんとなくハードルが高いと思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし実際には、ヴィンテージ感のあるソファと素材感のある照明を配置するだけでも雰囲気を演出できる、誰にでも取り入れやすいインテリアスタイルです。

そこで本記事では、ブルックリンスタイルの演出に最適なソファの選び方やコーディネートのポイント、おすすめソファをご紹介します。

目次

ブルックリンスタイルとは?

ブルックリンスタイル ソファ

ブルックリンスタイルとは、かつて工場や倉庫が立ち並ぶ工業地帯として栄えた、ニューヨークのブルックリンを発祥とするインテリアスタイルのことです。

ヴィンテージ感とモノトーンを組み合わせた無骨ながら味わい深いブルックリンスタイルは、2000年代にそのおしゃれな世界観で注目を集め、現在に至るまで変わらぬ人気を誇ります。

インダストリアルな素材感を求められるブルックリンスタイルは一見難しいと思われがちですが、以下のポイントを押さえれば誰でも再現できます。

  • 内装にはレンガやコンクリート、タイル、無垢の古材などインダストリアルな素材を採用する
  • 配色は全体的にダークな色合いでまとめる
  • ソファをはじめヴィンテージ感漂うアイテムを取り入れる

また、「無骨でカッコいいインダストリアルな男前スタイル」から、「レンガ調のあたたかくヴィンテージ感あふれるカフェスタイル」まで幅広く楽しめるのも魅力です。

ブルックリンスタイルは古いものを生かして楽しむ、あえて完璧を目指さず無骨で味のあるスタイルを楽しむ、スタイリッシュでおしゃれなインテリアスタイルといえます。

ブルックリンスタイルとインダストリアルとの違い

ブルックリンスタイル インダストリアル

ブルックリンスタイルとよく比較されるのが、同じく工業的という意味合いをもつインダストリアルデザインです。

インダストリアルデザインは、1920年代に誕生した工業的で無駄のない機能美を表現するインテリアスタイルで、レトロかつオールドアメリカンな雰囲気を持ち味としています。

コンクリートやむき出しの配管をあしらうなど、どちらも工場や倉庫を連想させるデザインですが、そのコンセプトに明確な違いがあります。

「古いものにアレンジを加えて楽しむ」ブルックリンスタイルに対し、インダストリアルデザインは「素材の持ち味そのものを生かして楽しむ」デザインです。

あえて完璧を求めない荒削りでラフな「大人かっこいい」インテリアスタイルという点では共通していますが、インダストリアルデザインのほうがより無骨でワイルドな印象です。

ブルックリンスタイルは古い建物をリノベーションするなど、古くて新しいという相反する2つの要素が絶妙に融合した、重厚かつカジュアルなインテリアスタイルとなります。

ブルックリンスタイルを実現するコーディネートのポイント

ブルックリンスタイル ソファ

ヴィンテージ感と無骨さも共存するおしゃれな世界観が人気のブルックリンスタイルですが、実はポイントを押さえるだけで誰でも簡単に再現できます。

ブルックリンスタイルを実現するコーディネートのポイントをご紹介します。

ヴィンテージ感を演出する素材を取り入れる

ブルックリンのアーティスティックな街並みや住宅の雰囲気をモチーフにしたブルックリンスタイル。

その世界感を再現するのに欠かせないヴィンテージ感を演出する素材は、主に以下の4通りがあります。

アンティークレンガ

ブルックリンスタイルを決定づけるもっとも大切な要素の一つが、あたたかみのある色合いが特徴のアンティークレンガです。

古い工場や倉庫をリノベーションして住宅として活用するブルックリンでは、当時の面影を残すレンガ造りの空間が多く見られます。

そのため、重厚感のあるアンティークレンガを壁や柱などにアクセントとして取り入れるだけで、空間が一気にブルックリンスタイルで満たされます。

壁面に貼れる軽量レンガをキッチンや部屋の一面に貼り付けるなどして、ブルックリンスタイルのヴィンテージ感を演出しましょう。

壁にレンガを貼るのが難しい場合は、レンガ調のデザインクロスを貼る方法がおすすめです。

コンクリート

コンクリートはアンティークレンガと並ぶ、インダストリアルなブルックリンスタイルを演出するのに最適な素材です。

可能であれば、コンクリートむき出しの天井や壁をそのまま生かすコーディネートがおすすめです。

クロス仕上げの住宅であれば、コンクリートデザインの壁紙やタイルを貼るなどしましょう。

アパートやカフェに多く見られるアンティークレンガに対し、コンクリートはよりインダストリアルでスタイリッシュな倉庫風の空間を演出するのに適した素材といえます。

古材

レトロな雰囲気を醸し出す古材は、レンガやコンクリートと同じく、ヴィンテージ感を大切にするブルックリンスタイルに欠かせない素材です。

ラフな風合いの古材はレンガやコンクリートなどインダストリアルな素材と相性がよく、無骨で味のあるブルックリンスタイルを見事に再現します。

デスクカウンターやキッチンの吊戸棚など空間の一部に古材を取り入れると、ヴィンテージ感漂うブルックリンスタイルに仕上がります。

スチールやアイアン

無塗装またはブラックのスチールやアイアンも、インダストリアルなブルックリンスタイルになじむ素材として欠かせません。

ブラックアイアンを使用した家具や照明、サビ加工を施したインテリアなどを取り入れるコーディネートが簡単でおすすめです。

インダストリアルな雰囲気を高めるアイテムとして、積極的に活用しましょう。

配色はダークカラーを基本とする

ブルックリンスタイルは、古い倉庫をリノベーションする無骨で味わい深いデザインをコンセプトにもつインテリアスタイルなので、配色は基本的にダークカラーでまとめます。

具体的にはレンガやコンクリートになじむカラーである黒やグレー、ブラウン、スモーキーカラーなど暗めの色が適しています。

反対に、ピンクをはじめ明るいイメージになるパステルカラーは避けたほうが無難です。

カーテンに関しても白やベージュ系の明るいカラーではなく、ブラウンやグレーなど落ち着いた配色が向いています。

ただし、カジュアルで明るめのブルックリンスタイルを好む場合は、白いソファやベージュ 系のカーテンを取り入れるコーディネートもおすすめです。

ブルックリンスタイルのソファを部屋の中心に配置する

主役級の存在感があるソファを部屋の中心に配置するなど、視覚の効果を利用してブルックリンスタイルを演出するのもおすすめのコーディネートです。

ソファはヴィンテージ感やアーティスティックな雰囲気を作り出すアイテムなので、ブルックリンスタイルの決め手となります。

ブラック塗装のスチール製の脚を用いたソファや、飾りボタンのあるソファなどはブルックリンスタイルを効果的に演出してくれます。

賃貸でレンガを貼るなど自由にアレンジを加えられない場合は、存在感のあるソファを部屋の中心に置くコーディネートで、ブルックリンスタイルをグッと引き寄せましょう。

アンティーク調の家具やインテリアを取り入れる

古いものを生かすブルックリンスタイルでは、以下のようなヴィンテージ感が漂うアンティーク調の家具は外せないポイントです。

  • レザーソファ
  • 古材を使用したキャビネット
  • 味わい深いデザインのラグやカーテン

レンガやコンクリートと相性がよいアンティーク調の家具を取り入れると、ヴィンテージ感が高まり、より本格的なブルックリンスタイルを演出できます。

観葉植物を飾る

全体的にグレーでコーディネートするブルックリンスタイルでは、空間をおしゃれに彩る観葉植物の存在は欠かせません。

部屋のアクセントに最適な、ブルックリンスタイルにおすすめの観葉植物は以下のとおりです。

  • モンステラ
  • フィカス・ベンガレンシス
  • グリーンネックレス
  • キセログラフィカ
  • サンスベリア・サムライドワーフ

部屋のシンボルツリーとして存在感のある観葉植物を置きたい場合は、サイズ感のあるモンステラやフィカス・ベンガレンシスがおすすめです。

壁や天井から吊るしたい場合は、グリーンネックレスやキセログラフィカなどのエアプランツを飾りましょう。

いずれもグリーンがよく映え、まるで映画のワンシーンのようなおしゃれな空間に仕上がります。

照明を活用する

ブルックリンスタイルに限らず、照明はインテリアの方向性を左右する大切な要素です。

格段におしゃれな雰囲気に仕上がる、ブルックリンスタイルにふさわしい照明の条件は以下の3点です。

  • ヴィンテージ感のある重厚なデザイン
  • アイアンやスチール素材などを使用した無骨なデザイン
  • グレーやモノトーンカラーのスタイリッシュなデザイン

倉庫や工場などを連想させるライトをモチーフにデザインされたインダストリアルな照明は、ブルックリンスタイルを効果的に演出するマストアイテムです。

アパートやカフェに多く見られる、アンティークレンガをあしらったあたたかみのあるブルックリンスタイルにしたい場合は、電球色や木製のシーリングファンライトが向いています。

サビ加工が施された照明も、無骨なブルックリンスタイルにおすすめです。

ブルックリンスタイルに適したソファの選び方

ブルックリンスタイル ソファ

ブルックリンスタイルに適したソファの選び方を4つ解説します。

色合いで選ぶ

ブルックリンスタイルは、ダークカラーを基調とするインテリアスタイルのため、ソファに関しても基本的にはダーク系の色合いがおすすめです。

具体的には、ダーク系のソファの定番カラーとなる黒やブラウン、キャメルなどの落ち着いた色合いが適しています。

ポップで明るすぎる色合いは悪目立ちするなど、ブルックリンスタイルのヴィンテージ感を台無しにしかねないので、極力控えたほうが無難です。

カジュアルなブルックリンスタイルを好む場合は、くすみがかったベージュや、のちほどコーディネート事例で紹介するシンプルなデザインの白いソファを選びましょう。

素材で選ぶ

張り地はソファの印象を決定づけるため、素材で選ぶことも大切です。

素材感やヴィンテージ感を大切にするブルックリンスタイルには、革本来の風合いを感じられる本革ソファが最適です。

本革は使い込むほど艶とヴィンテージ感が増すため、重厚なブルックリンスタイルを心地よく再現してくれます。

フォルム(種類)で選ぶ

無骨でスタイリッシュなブルックリンスタイルのイメージを壊さないように、ソファのフォルムで選ぶことも大切です。

ソファにはいくつか種類がありますが、ヴィンテージ感を大切にするブルックリンスタイルでは、定番のフォルムとなる座面高さが40cm程度のスタンダードソファが適しています。

反対に座面高さが30cm程度のローソファなどはカジュアルな印象をもたらすため、ブルックリンスタイルとかけ離れたイメージになりかねません。

人々になじみ深い落ち着いたフォルムのスタンダードソファは、ヴィンテージ感や重厚感を演出するブルックリンスタイルに最適なソファです。

デザインで選ぶ

無骨さとヴィンテージ感が漂うブルックリンスタイルのアーティスティックな雰囲気に合うように、デザインで選ぶこともポイントとなります。

例えば、無地の単色系でシンプルなデザインのソファが重厚感を演出しやすくおすすめです。

傷や色落ちなど、使い込んだ雰囲気のあるデザインもブルックリンスタイルに向いています。

プリーツ加工のソファや、現代的なモダンデザインのソファはブルックリンスタイルとあまり相性がよくないので避けましょう。

ブルックリンスタイルにおすすめのソファ6選

ブルックリンスタイルにおすすめのソファを6つご紹介します。

2 FAUTEUIL GRAND CONFORT, PETIT MODELE(フォートゥイユ グラン コンフォール プティ モデル ソファ)|Cassina(カッシーナ)

言わずと知れた世界屈指の高級家具ブランド・Cassina(カッシーナ)が手がける、長く愛され続ける名作ソファ。

完成された美しさのなかに、無骨でワイルドなブルックリンスタイルを感じさせる雰囲気をまとっています。

フレームをブルックリンスタイルの基本カラーであるブラックに塗装できるなど、その世界観を効果的に演出できるのも魅力です。

無骨ながら味わい深いブルックリンスタイルをスタイリッシュに楽しみたい方は、卓越したデザインが魅力の「GRAND CONFORT(グラン コンフォール)」をぜひお試しください。

PENSIVE 3P|moda en casa(モーダエンカーサ)

シンプルなデザインが美しいPENSIVEは、飾らないヴィンテージ感が魅力のブルックリン スタイルに最適なソファです。

フレームも無垢材を使用するなど、味わい深いデザインがブルックリンスタイルのヴィンテージ感をより引き立てます。

飽きの来ないデザインで長く愛用できるソファを好む場合は、シンプルで洗練されたデザインが魅力の、moda en casa(モーダエンカーサ)のPENSIVEがおすすめです。

PAUL(ポール)|Molteni&C(モルテーニ)

無駄をそぎ落とした、シンプルかつエレガントなデザインが特徴のMolteni&C(モルテーニ)のソファ。

ストイックに研ぎ澄まされた秀逸なデザインは、特にワイルドでスタイリッシュなコンクリート造りの倉庫風ブルックリンスタイルに最適です。

シャープで力強いブルックリンスタイルのソファを配置したい場合は、洗練されたデザインが美しいモルテーニのPAUL(ポール)をぜひ取り入れてみてください。

【カリモク60】Kチェア2シーター|カリモク

レトロ感が漂う「Kチェア」は、ヴィンテージ感をコンセプトにもつブルックリンスタイルにおすすめです。

ブラック塗装の照明とも相性がよく、インダストリアルなデザインのフロアスタンドをソファの横に配置するだけで、簡単にブルックリンスタイルを演出できます。

カリモク60を代表する「Kチェア」はコーディネートしやすく、ブルックリンスタイルをカジュアルに楽しみたい方におすすめです。

WING LUX リビング ソファー 230|CondeHouse(カンディハウス)

直線的でシンプルなデザインと、重厚感が特徴のCondeHouse(カンディハウス)のヴィンテージ感が漂うソファ。

重厚感のあるデザインがブルックリンスタイルに最適です。

浮遊感があり、見た目ほど圧迫感を覚えないデザイン性の高さも魅力といえます。

男前なブルックリンスタイルを好む場合は、スタイリッシュさとヴィンテージ感を絶妙なバランスで両立する「WING LUX リビング ソファー 230」をぜひお試しください。

GRANDVIEW SOFA(グランドビュー ソファー)|ACME Furniture(アクメファニチャー)

アイアンとウッドの絶妙な組み合わせが特徴のブルックリンスタイルを感じさせるソファ。

脚のスチール部分には錆加工を施すなど、本場ブルックリンさながらのクールで無骨なデザインに仕上がっています。

本革ならではのエイジングを楽しめ、ヴィンテージ家具になるのも魅力です。

よりアメリカンな雰囲気を楽しみたい場合は、ブルックリンスタイルらしさを随所にちりばめた「GRANDVIEW SOFA(グランドビュー ソファー)」を取り入れてみてください。

MAYSのコーディネート事例

MAYSが手がけたブルックリンスタイルコーディネート事例をご紹介します。

ソファを主役に配置したブルックリンスタイルのコーディネート事例

Mays事例

ソファを部屋の主役に配置することでブルックリンスタイルを演出したコーディネート事例です。

照明を効果的に使い、壁面にはモノトーン調のポスターを飾るなど、全体のインテリアをうまく統一することでヴィンテージ感を演出しました。

ブルックリンスタイルに興味を持ち始めた方や、既存のライフスタイルにヴィンテージ感をプラスしたい方は参考にしていただきたいコーディネートです。

事例詳細はこちら

白いソファを用いたブルックリンスタイルのコーディネート事例

Mays事例 白いソファ

ブルックリンスタイルのベースカラーであるグレーやブラウン系などではなく、白いソファでブルックリンスタイルを表現したコーディネート事例です。

白いソファとの調和を意識し、グレーのアクセントクロスやヴィンテージ風の家具・小物も取り入れブルックリンスタイルを再現しました。

大人カジュアルなブルックリンスタイルにしたい方は、参考にしていただきたいコーディネート事例です。

事例詳細はこちら

MAYSならイタリアンモダンをはじめヴィンテージ風のコーディネートも可能

ブルックリンスタイルは無骨ながら味わい深いヴィンテージ感が魅力のインテリアスタイルで、幅広い方に人気があります。

一見ハードルが高いと思われがちですが、ソファなどヴィンテージ感のあるインテリアを取り入れるだけで、誰でも簡単にブルックリンスタイルを演出可能です。

弊社には今回ご紹介したCassina(カッシーナ)やカリモク、moda en casa(モーダエンカーサ)など、ブルックリンスタイルに最適なソファの取り扱いが多くございます。

憧れのブルックリンスタイルを叶えたい方は、年間約1,000件のハイグレード物件のインテリアコーディネート実績を持つ弊社にぜひご相談ください。

お客様のご要望や生活スタイルを丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案します。

ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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