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北欧インテリアにマッチするキッチンの特徴とは?コーディネートアイデアをプロが解説

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ナチュラルで温かみのある雰囲気が魅力の北欧インテリア。

国内だけでなく、海外でも人気を集めるおしゃれなインテリアテイストです。

今回は、北欧インテリアにマッチするキッチンの特徴と、おすすめのコーディネートアイデアを、プロのインテリアコーディネーターがご紹介します。

「おしゃれな北欧キッチンを手に入れたい」「北欧キッチンのコーディネート方法が知りたい」という方は、ぜひキッチンコーディネートの参考にしてみてくださいね。

北欧インテリアにマッチするキッチンとは

キッチン

日本で人気を集める「北欧インテリア」。

ほっこりとした温かさとナチュラルな雰囲気が魅力的なインテリアです。

LDKをセンスの良い北欧インテリアでコーディネートするためには、キッチンの選び方や組み合わせるアイテムが重要となります。

近年のキッチンは「見せるキッチン」が主流です。

一昔前は、「台所」「食堂」「居間」というように、空間ごとに部屋を区切る間取りが一般的でしたが、現在はLDKがひと続きになっている間取りが一般的。

広いLDKの中で存在感を放つ大きなキッチンは、LDKを彩る中心的な存在として位置づけられており、単なる料理をするための設備ではなく、インテリア要素としての性質を持っています。

ところで、みなさんは北欧インテリアの中にも、異なる雰囲気のコーディネートが存在するのをご存じでしょうか。

センスの良い北欧インテリアを作るためには、それに合わせたキッチン選びや、組み合わせるアイテムが重要となりますが、まずは自分がどのような北欧インテリアを目指したいのかを知る必要があります。

代表的な北欧インテリアのテイストと、それにマッチするキッチンについてご紹介しますので、コーディネートの参考にしてみてください。

ナチュラルな北欧インテリア

ベースを白でまとめた空間に、自然が感じられるようなウッドや、インテリアグリーンを組み合わせ、ナチュラルで温かみのある雰囲気を作り出すテイストのことです。

シンプルさの中に自然の温かみが感じられるような、心地の良い空間が特徴です。

温かみを演出するために組み合わせるファブリックには、ベージュやブラウンといった「アースカラー」を採用し、ナチュラルさを演出します。

北欧インテリアの王道ともいえる「北欧ナチュラル」に合わせたいキッチンカラーは、「白」や「明るい木目」がおすすめ。

白いキッチンは、清潔感のあるシンプルな空間を生み出し、開放感も感じられるので、明るい雰囲気がお好きな方におすすめです。

アクセントとして、木目の食器棚や飾り棚を採用すれば、さらにナチュラルさを演出することができますよ。

木目キッチンを採用する場合は、床や建具に使用している木の素材と色を合わせると、統一感の感じられる空間に仕上がります。

小ぶりなインテリアグリーンと組み合わせて、ナチュラルな雰囲気を演出するのもおすすめです。

ポップでカラフルな北欧インテリア

北欧インテリアと言えば、カラフルで可愛らしいアイテムを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

北欧は、冬の期間は太陽がほとんど昇らないという特殊な気候があり、家の中で楽しく快適に過ごせるような工夫が生み出されてきた地域として知られます。

家の中に楽しさや明るさをプラスするため、北欧のデザイナー達は、カラフルで大胆なデザインのアイテムを生み出し続けてきました。

「マリメッコ」「イッタラ」などは北欧が生み出した有名なデザインであり、日本でも多くのファンを獲得しています。

北欧インテリアをコーディネートする際には、シンプルなベースに北欧ならではのカラフルなアイテムを組み合わせて、ポップで楽しげな雰囲気を生み出す方法もおすすめ。

テーブルウェアやキッチンアイテムには、北欧デザインを用いたアイテムがたくさん存在するため、楽しげなキッチンを演出するのにもぴったりです。

キッチン本体のカラーは、空間のカラーバランスに合わせて選びますが、ベースの白に合わせたり、木目の扉が王道。

北欧インテリアとの相性が良い「淡いブルー」も可愛らしいキッチンにおすすめです。

モダンでスタイリッシュな北欧インテリア

北欧インテリアにはモノトーンでまとめた、スタイリッシュなテイストも存在します。

「北欧モダン」と呼ばれるテイストで、近年人気を集めているコーディネートです。

北欧モダンは、壁などのベースは白やグレーでまとめ、アクセントにブラックや金属のアイテムをプラスし、クールさを演出します。

北欧モダンにおすすめのキッチンは「モノトーン」や「ウッド」のキッチン。

白や淡いグレーのキッチンは、北欧モダンの雰囲気になじむため、コーディネートしやすいアイテムと言えるでしょう。

また、コンクリート調のテクスチャーやステンレスの素材をプラスして、無骨な雰囲気をアクセントとしてプラスするのもおすすめ。

ウッドの扉にコンクリート調の天板を組み合わせたキッチンや、オールステンレスのキッチンを採用すれば、個性的で存在感のあるキッチンを演出することができますよ。

キッチンに採用したいインテリアコーディネート

キッチン

ここからは、北欧インテリアにマッチするインテリアコーディネートのアイデアをご紹介します。

工事が必要なものから、簡単に取り入れることができるものまでさまざまですので、ご自宅に合わせたコーディネートを取り入れてみてください。

アクセントクロス

キッチン

空間の印象をガラリと変えてくれるアクセントクロス。

北欧インテリアテイストのキッチンを作り出すのに最適なインテリア素材です。

ナチュラルな北欧インテリアや、北欧モダンの空間には無地のクロスがおすすめ。

「淡いグレー」のクロスは、ナチュラルにもモダンにも馴染む万能カラーです。

北欧ナチュラルにはくすみカラーの「ブルーグレー」や「グリーン」も人気があります。

また、「タイル調」の壁紙もおすすめ。

白いサブウェイタイルの柄や、レトロな雰囲気の正方形タイルは、柔らかい雰囲気の北欧インテリアを作り出すのにピッタリです。

アクセントクロスを入れるときには、対面キッチンの背面一面にアクセントクロスを入れることがほとんどです。

間取りにもよりますが、LDKから見える位置にアクセントがくることが多いため、空間全体のカラーバランスを考えながらクロスの色を選ぶようにしましょう。

タイル

キッチン

アクセントクロスでも触れましたが、タイルは北欧インテリアとの相性が良く、空間を格上げしてくれるアイテムでもあります。

クロスと本物のタイルの違いは、テクスチャーと表現の幅の違いです。

クロスであればタイルよりも気軽に取り入れることができ、コストも抑えられるというメリットがありますが、タイルならではのテクスチャーは本物のタイルでしか表現できません。

また、タイルは施工方法によって表情を変化させることができるという魅力もあります。

タイルには、タイル間の目地をずらして配置する「馬貼り(うまばり)」と、目地を揃える「芋貼り(いもばり)」という施工方法があり、それぞれ異なる印象に仕上げることができます。

タイルの採用箇所は、対面キッチンの背面や、コンロの周りがおすすめ。

広い面積に取り入れるときは、ある程度大きさのあるタイルを採用すると見栄えが良いためおすすめです。

手元に壁が立ち上がっているペニンシュラ型のキッチンであれば、手元の小壁にタイルを貼るのも良いでしょう。

インテリアグリーン

北欧インテリアには欠かせないインテリアグリーン。

キッチンに上手に取り入れることができれば、ナチュラルでセンスの良い北欧キッチンを作り出すことができます。

グリーンの取り入れ方はいくつかありますが、初心者でも簡単に実践できるおすすめのコーディネート方法をご紹介します。

小ぶりな観葉植物を「置く」

キッチン背面の飾り棚やオープンキッチンの天板など、ちょっとしたスペースに小さなサイズの観葉植物を置けば、簡単にグリーンを取り入れることができます。

特に、「アイビー」などのツル性植物は、ナチュラルさを演出するのにおすすめ。

飾り棚やレンジフードの上に置いて、ツルを垂れ下げるのも可愛いコーディネートです。

水やりなどの手間をかけたくないという人は、フェイクグリーンやエアプランツを取り入れるのも良いでしょう。

枝物を「生ける」

フラワーベースに背が高めの枝物を生ける方法もおすすめ。

オープンキッチンの天板や、キッチン近くの床に枝物を生けることで、ナチュラルで爽やかな北欧キッチンを演出することができます。

「ドウダンツツジ」はインテリアとしても人気を集める枝物の1つ。

ガラスのフラワーベースとの相性が良く、枝ぶりの良いものを1本挿すだけで、素敵なインテリアアイテムへと早変わりします。

難しいコーディネートの必要がなく、初心者が手軽に取り入れることができる点も魅力です。

5月から夏にかけてが旬なので、爽やかな季節感を演出したい人は取り入れてみてはいかがでしょうか。

上から「吊るす」

グリーンを吊るす手法を「ハンギンググリーン」といい、空中にインテリアグリーンを浮かせて設置します。

グリーンの存在感を強めたい方や、個性的なアクセントを取り入れたい方におすすめです。

ハンギンググリーンの設置方法はいくつかありますが、紐などで編んだプランツハンガーにポットを入れ天井から吊り下げたり、壁に鉢を固定したりする方法が一般的。

キッチン手元にライティングレールがある場合は、レールに専用のフックを通して、グリーンを吊り下げる方法もおすすめです。

「コウモリラン」はハンギンググリーンにおすすめしたいインテリアグリーン。

コウモリが羽を広げたような独特なフォルムが特徴で、近年人気を集めている植物です。

ペンダントライト

ペンダントライト

北欧インテリアは、灯りのコーディネートが重要なテイスト。

空間の雰囲気を左右する照明器具は慎重に選びたいものです。

ぼんやりと温かみのある灯りを大切にする北欧では、光にこだわったデザイン性の高い照明器具が数多く生み出されてきました。

キッチン手元やキッチンに隣接するダイニングに、北欧ならではの照明器具を取り入れることで、ダウンライトでは表現できないような温かみのある灯りを取り入れることができます。

北欧インテリアにおすすめしたい代表的な照明ブランドは以下の通りです。

ルイス・ポールセン

デンマーク生まれの照明ブランド。

アルネ・ヤコブセンやヴェルナー・パントンなど、有名デザイナーの作品を取り扱っています。

ポール・ヘニングセンがデザインした「トルボー」は、シンプルなフォルムが人気のペンダントライト。

アルミ製とガラス製があり、サイズも直径12cmのものから直径55cmのものまで展開があります。

キッチンの手元灯やダイニングテーブルの上に採用するとおすすめです。

柔らかい光が、北欧インテリアの雰囲気を演出してくれます。

Muuto(ムート)

北欧モダンにおすすめしたいのがムートのペンダントライト。

2006年に設立されたブランドで、モダンで個性的なアイテムをラインナップしています。

キッチンの手元には「ソケットペンダントランプ」がおすすめ。

電球のみのペンダントライトですが、ソケット部分のカラーを選択することができ、北欧モダンのアクセントとして取り入れることができます。

セクト・デザイン

フィンランドの木製照明ブランド。

職人が手作業で生み出す木のスリットが特徴的なブランドとして知られています。

和風インテリアにも相性の良いデザインは、北欧と日本を掛け合わせた「ジャパンディ」というテイストにもピッタリです。

大ぶりな照明器具をラインナップしているので、ダイニングテーブル上におすすめ。

スリットから漏れる光は、美しい影を生み出し、落ち着きのあるダイニングシーンを演出してくれます。

飾り棚

キッチンには見せる収納を取り入れて、北欧ならではの可愛らしい小物やインテリアグリーンをコーディネートするのもおすすめです。

可愛らしいデザインの食器を並べるだけでもキッチンのアクセントとして活躍してくれるので、北欧雑貨好きから人気を集めています。

飾り棚を採用する場所は、対面キッチン背面の壁が一般的です。

キッチン前に腰壁がある場合は、腰壁をくり抜いて「ニッチ収納」にする方法もあります。

カラフルな北欧雑貨は、収納してしまうのはもったいないアイテム。

お気に入りのアイテムをあえて見せるようにすることで、空間を彩るインテリアアイテムとして活躍してくれますよ。

キッチンマット

キッチンマット

足元のキッチンマットは、さりげなく北欧デザインを取り入れるのにピッタリのアイテム。

大柄のアイテムが多い北欧デザインは、リビングやダイニングから目に入る位置に取り入れると、圧迫感を感じさせる原因にもなりかねません。

足元のキッチンマットであれば、キッチン空間のみのアクセントとして使えるので、自分のお気に入りの柄を取り入れることができます。

「フィンレイソン」は、フィンランド生まれの200年も続くブランドで、北欧ならではのカラフルでポップなデザインが特徴的。

明るい北欧キッチンを演出したい人におすすめのアイテムです。

北欧インテリアにおすすめのキッチンアイテム

北欧インテリアキッチン

北欧生まれのブランドには、魅力的なキッチンアイテムをラインナップしているものがたくさんあります。

北欧ならではの雑貨をコレクションするのも、北欧インテリアならではの醍醐味ともいえるでしょう。

ここからは、キッチンにおすすめの北欧アイテムをご紹介します。

北欧らしさの演出や、空間のアクセントとして取り入れてみてください。

イッタラ

イッタラ

出典:https://www.iittala.jp/

日本でも有名なフィンランドのブランド。

シンプルなデザインと、カラフルな色遣いが特徴的な食器やキッチンアイテムをラインナップしています。

イッタラの信念は、生活に溶け込む美しいデザインと使いやすい機能性。

何種類か異なるカラーシリーズで食器を揃えておいて、その日のテーブルコーディネートに合わせた色を選ぶのも楽しいかもしれませんね。

ミナ・ペルホネン

ミナ・ペルホネン

出典:https://www.mina-perhonen.jp/

日本生まれですが、フィンランドのライフスタイルやカルチャーに影響を受けたブランドです。

ミナはフィンランド語で「私」

ペルホネンは「ちょうちょ」を意味します。

ミナを代表する「ちょうちょ」や「タンバリン」といったデザインが有名で、食器やキッチンアイテムの他に、ファブリックとしての展開もあります。

家具の張り地やクッションに取り入れても可愛らしいデザインです。

ケーラー

ケーラー

出典:https://onlinestore.illums.jp/collections/kahler

デンマークの陶器ブランド。

ケーラーならではの独特な色遣いで人気を集めるブランドです。

食器は、存在感のある原色カラーが人気を集めるアイテムで、海外風のポップなテーブルコーディネートを実現してくれるだけでなく、食器棚をカラフルに彩ってくれます。

淡い色合いで展開している可愛らしいフラワーベースは、北欧インテリア好きから人気を集めています。

オブジェとして飾るだけでも素敵なインテリア要素になりますので、キッチンの飾り棚などに取り入れてみてはいかがでしょうか。

スティルレーベン

スティルレーベン

出典:https://nomadinc.jp/

デンマークで活躍する女性デザイナー2人によるデザインデュオ。

先述のケーラーをはじめとした有名ブランドへデザイン提供を行う傍ら、高品質で洗練されたデザインのオリジナルアイテムを生産、販売しています。

上品で無駄のないデザインは、明るく上質なテーブルコーディネートを実現してくれます。

2022年4月より日本でも本格的に展開を始めたことで話題となったブランドでもあり、北欧インテリア好きの方は要チェックです。

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キッチン

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