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北欧インテリアにおけるラグの選び方とは?おすすめブランド7選もご紹介

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ほっこりとあたたかみのある北欧インテリア。

雰囲気を作り上げるために重要なアイテムの一つに「ラグ」が挙げられます。

ラグにはさまざまな種類があるため、「どのようなラグが北欧インテリアに合うのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。

ここではインテリアコーディネーター監修のもと、北欧インテリアに合わせたラグの選び方についてお話します。

記事の後半では、北欧インテリアにおすすめのラグ7選もご紹介しますので、ぜひコーディネートの参考にしてみてください。

北欧インテリアにおけるラグの役割とは

インテリア装飾事例、ソファとラグ

北欧インテリアの特徴について解説します。

北欧インテリアの特徴

スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマークから生まれたインテリアテイストを「北欧インテリア」と呼びます。

北欧の気候は、高緯度ならではの独特なもの。

寒い冬が長く続き、そのうち太陽が昇る時間はほんのわずかです。

「極夜」と呼ばれる、太陽が全く昇らない現象が1〜2ヵ月続く地域もあるほどで、冬の北欧は薄暗い毎日が続きます。

昼が短く夜が長いため、北欧の人々は冬の期間のほとんどを家の中で過ごします。

北欧の人々は家での暮らしが心地よいものになるよう、インテリアに工夫を加えてきました。

長く過ごしても飽きのこないシンプルさをベースとし、家の中でも自然を感じられるようなアイテムを取り入れています。

あたたかさを演出するアイデアも非常に豊富です。

照明計画に工夫を凝らしたり、質のよいファブリックをふんだんに取り入れたりすることで、あたたかく居心地のよい雰囲気を演出しているのです。

ヒュッゲを生み出すラグ

北欧の人々が大切にしている思想に「ヒュッゲ」というものがあります。

「居心地のいい空間」「幸福な時間」などを意味する言葉で、日常の中に存在するちょっとした幸せを大切にしようという思想です。

  • 家族全員で美味しい食事をとる
  • お気に入りのブランケットで暖をとる
  • コーヒーを飲みながらゆったりと本を読む

上記のように、日常の中で経験できるような些細な幸せに目を向けたものがヒュッゲなのです。

ヒュッゲを生み出すためには、「心地よいと感じるもの」や「お気に入りのもの」を生活に取り入れることが重要です。

北欧インテリアにおけるラグも、ヒュッゲを生み出すアイテムの一つ。家族のだんらんで使用するリビングには、踏み心地のよいラグが必要不可欠です。

ダイニングやヌックにも、お気に入りのラグや心地のよいラグを取り入れることで、それぞれのシーンがハッピーで快適なものになるでしょう。

ラグは北欧インテリアの雰囲気を作り上げるだけでなく、日常の暮らしを心地のよいものに仕上げてくれるアイテムなのです。

北欧インテリアにおけるラグの選び方

北欧インテリア ラグ

北欧インテリアを作り上げるためにはどのようなラグを選べばよいのでしょうか。

ここからは、ラグの選び方について詳しく解説していきます。

サイズ

ラグにはさまざまなサイズ展開があります。

ラグをコーディネートするためには、まずラグを取り入れる場所を検討し、どのくらいのサイズが置けるのかを明確にする必要があります。

ラグを取り入れるおすすめエリアとしては以下の通りです。

  • リビング
  • ダイニングテーブルの下
  • ヌック
  • 書斎のデスクの下
  • ベッド周り
  • インテリアグリーンなどをディスプレイする場所

ラグのサイズを検討する際に気を付けなければいけないのが、家具やドアの可動範囲です。

ドアの可動範囲内にラグが敷かれていると、ドアの開け閉めの際に毎回引っかかってしまい不快な思いをしてしまいます。

テレビボードの周辺も注意が必要なエリア。

テレビボードギリギリまでラグを敷いてしまうと、テレビボードの収納を引き出せなくなってしまう可能性があります。

また、テーブルの下にラグを敷く際には、チェアを動かす範囲も考慮してサイズを決めるようにしましょう。

チェアの片足のみがラグに乗っているとガタついてしまい、居心地の悪さを感じてしまいます。

形状

北欧インテリア ラグ

ラグといえば長方形をイメージする人が多いかもしれませんが、丸型やモチーフの形のものもあります。

ラグの形状によってインテリアの雰囲気も左右されるため、ラグ選びの際には形状にも気をつけたいところです。

丸い形状のラグは、お部屋に優しさと穏やかさを感じさせ、カラーによっては可愛らしさを演出することもできます。

丸いダイニングテーブルには、形状をリンクさせた丸いラグをコーディネートすることで、お部屋に統一感をもたらします。

モチーフ形状とは、葉っぱや動物など、なにかの形に沿ったデザインで作られたものです。

広い面積の床をカバーするものというよりは、グリーンのディスプレイや、ちょっとした置き家具の下に敷くような使い方がおすすめ。

お気に入りのラグをインテリアアイテムの一つとして取り入れれば、お部屋のセンスを格上げする存在となるでしょう。

リビングや寝室といった広いエリアには、定番の長方形ラグがおすすめです。

ふわふわの踏み心地を楽しめるよう、足が触れる場所はラグでカバーできるようなサイズにしましょう。

カラー

北欧インテリアは、壁や床をシンプルな色味でまとめ、アクセントに明るい色や自然素材を組み合わせるコーディネートが王道です。

リビングなどの広い面積に使うラグには「ホワイト」「グレー」「アースカラー」などのシンプルな色味がおすすめ。

内装をシンプルに仕上げ、ラグでアクセントをプラスしたいという場合には、自然を感じさせるような、淡いグリーンや淡いブルーがおすすめです。

また、スタイリッシュな雰囲気の北欧モダンを目指すのであれば「ホワイト」「グレー」「ブラック」を使用したモノトーン系のラグを合わせるとよいでしょう。

比較的小さめのラグは、アクセント要素が高いアイテムです。

お気に入りの柄や色を取り入れ、お部屋に楽しさや明るさをプラスするのはいかがでしょうか。

デザイン

北欧インテリア ラグ

ラグにはさまざまなデザインがあり、どのデザインを選ぶのかによってお部屋の雰囲気が大きく変わります。

北欧インテリアにおすすめのデザインとしては、「無地」「幾何学模様」「自然モチーフ」などが挙げられます。

空間をシンプルにまとめたいのであれば、自然を彷彿させるようなアースカラーを使用した無地タイプがおすすめです。

無地のラグは、さっぱりとした印象のお部屋になるため、クッションやブランケット、インテリアグリーンなどを組み合わせて、あたたかさを演出する工夫を取り入れましょう。

幾何学模様は北欧インテリアにマッチするおすすめのデザイン。

特に、優しい風合いの幾何学模様のラグは、ほっこりとあたたかみのあるお部屋を演出するのに最適です。

自然モチーフのラグも、北欧インテリアにおすすめのアイテム。

北欧の人々は、長く続く冬を楽しい気持ちで過ごせるよう、自然を感じさせるアイテムや、明るく可愛らしいデザインをお部屋の中に取り入れる文化があります。

自然をモチーフとした可愛らしいデザインは、北欧インテリアにピッタリのアイテムです。

ぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください。

素材

素材も、ラグを選ぶ上で重要な要素です。

ラグに使用される素材には以下のようなものがあります。

  • ウール
  • コットン
  • リネン
  • シルク
  • ポリエステル
  • アクリル

北欧インテリアにおすすめの素材は、自然由来のものです。

ウール(羊毛)やシルク(絹)は、保温性や保湿性に優れ、冬はあたたかく、夏はサラッとした肌触りを楽しむことができます。

上質な肌触りのラグは、心地のよいくつろぎ空間を演出してくれるでしょう。

お部屋にナチュラルな要素をプラスするのであれば、コットンやリネンがおすすめ。

自然を感じさせる優しい風合いは北欧インテリアにピッタリのアイテムです。

化学繊維であるポリエステルやアクリルは、比較的安価でカラーリングの幅が広い素材として知られています。

水洗いもできるため、お子さんやペットがいても気軽に使えるという嬉しい利点があります。

機能

ラグを検討する際には、ラグの機能についても考慮したいものです。

ラグを取り入れる場所によって必要な機能を検討しましょう。

床暖房対応

床暖房の上にラグを敷くと、熱がこもりやすくなるため、熱耐性のない素材は劣化してしまう可能性があります。

特に、シルクや化学繊維は熱に弱いため床暖房には不向きです。

ラグには、毛足(パイル)の抜け防止のため、裏面をラテックスで固めているものがありますが、ラテックスも熱によって溶けてしまう可能性があるため、床暖房には向きません。

床暖房を使用する場合は、床暖房対応の物を選ぶように気をつける必要があります。

防カビ・抗菌

ラグを敷きっぱなしにすると、床とラグの間に湿気がこもり、カビや雑菌の繁殖につながりやすくなってしまいます。

清潔な状態でラグを使用するためにも、防カビや抗菌機能のあるものを取り入れると、快適に過ごすことができるでしょう。

加えて、ウォッシャブル機能があるものであれば、定期的に洗濯することができるため、ラグを清潔に保つことできます。

滑り止め

ラグの裏側に、ラテックスの滑り止め加工が施されているラグもあります。

特に、小さいサイズのラグは人の動きに合わせて簡単にずれてしまうため、滑り止めがあるほうが使いやすいでしょう。

お子さんやペットがいるご家庭には、滑り止め機能つきのラグがおすすめです。

ウォッシャブル

洗えるラグであれば、汚れてしまっても自分で洗うことができるため、きれいな状態を保ちやすくなります。

特に、ダイニング下やキッズスペースのラグは汚れてしまう可能性が高いため、ウォッシャブルのラグがおすすめです。

素材によっては、洗濯で縮んだり劣化したりするものもあります。

ラグを購入する際には、事前にお手入れの方法も確認するようにしましょう。

パイルの種類

パイル(毛足)もラグを選ぶ上で重要な要素です

パイルの長さや加工の仕方によって、肌触りや雰囲気が全く異なるラグに仕上がります。

レベルカット

ラグのパイルには、ループ状になっているものと、ループの先端を切ったものがあります。

レベルカットは、ループの先端を短く切りそろえたものです。ふわふわと心地のよい肌触りが特徴です。

シャギーカット

レベルカットと同様、ループの先端を切りそろえたもので、毛足の長さが25mm以上のものをいいます。

レベルカットよりもさらに気持ちのよい肌触りで、高級感があります。リビングなどのくつろぎ空間におすすめです。

レベルループ

パイルの先端がループ状になっているタイプです。レベルカットよりもしっかりとした硬さがあり、耐久性にも優れています。

人の移動の多い通路や施設などにおすすめです。

ハイ&ローループ

さまざまな高さのループを使用して、ラグの表情に変化をもたせたタイプです。

レベルループでは表現できない複雑な陰影が特徴的で、個性的なデザインを求める人におすすめです。

カット&ループ

カットパイルとループパイルを組み合わせたラグのこと。

カットパイルの心地よい肌触りと、ループパイルのほどよい硬さを兼ね備えた感触が魅力的です。

複雑なデザインの表現もでき、空間のアクセントとしてもおすすめです。

北欧インテリアにおすすめのラグ7選

ここからは、北欧インテリアにおすすめのラグブランド7選をご紹介します。

みなさんのインテリアコーディネートの参考にしてみてください。

FABULA(ファビュラ)

FABULA(ファビュラ)

出典:https://www.actus-interior.com/brand_other/fabula/

デンマークのラグブランドであるFABULA(ファビュラ)。

ニュージーランド産の上質なウールを使用し、インドの職人が1点1点手作りしています。

ウールは通気性や保温性に優れ、夏は涼しく、冬はあたたかい特徴があり、オールシーズンにおいて快適に過ごすことができます。

シンプルで品のあるデザインは、北欧インテリアにおすすめのアイテムです。モノトーンのカラーリングは、北欧モダンにマッチします。

kvadrat(クヴァドラ)

kvadrat(クヴァドラ)

出典:https://www.kvadrat.dk/ja

デンマークのテキスタイルブランドであるkvadra(クヴァドラ)。

家具の張り地からファッションに至るまで、幅広いジャンルのテキスタイルをデザインしています。

伝統的な北欧デザインをもとに生み出されたクヴァドラのラグは、どれも優しくあたたかみの感じられるデザインで、北欧インテリアの雰囲気と相性抜群です。

独特のカラーリングや複雑な生地の織り方を取り入れ、ほかには無いような個性を表現しています。

MUUTO(ムート)

MUUTO(ムート)

出典:https://www.muuto.com/

フィンランド語で「新たな視点」を意味するMUUTO(ムート)は、2006年にデンマークで設立されました。

これまでの伝統を大切にしつつ、時代の先を見据えた新しいデザインで知られ、世界中から注目を浴びているブランドです。

MUUTOのラグは、シンプルでありながらこだわり抜かれた製造で、これまでにないような織り方や、素材の使い方が特徴です。

洗練されたアイテムは、上質な北欧インテリアをさらに格上げしてくれるでしょう。

LINIE DESIGN(リニエデザイン)

LINIE DESIGN(リニエデザイン)

出典:https://liniedesign.com/

北欧のデザイナーが作り上げるLINIE DESIGN(リニエデザイン)のラグは、エレガントさを兼ね備えたシンプルなアイテムをラインナップしています。

自然素材であるコットンやウールを使用し、北欧インテリアと相性のよいテクスチャーが魅力です。

品のある佇まいで、洗練された北欧インテリアの雰囲気を演出してくれるアイテムです。

Finlayson(フィンレイソン)

Finlayson(フィンレイソン)

出典:http://www.finlayson.jp/index.html

1820年に創業されたフィンランド最古のテキスタイルブランド

200年もの歴史を誇るFinlayson(フィンレイソン)は、北欧の伝統と歴史を受け継いだものづくりで、フィンランドの人々から絶大な信頼を得ているブランドです。

カラフルで可愛らしいデザインが特徴的で、見ているだけでも楽しくなるようなものばかり。

玄関マットサイズのカラフルなアイテムを多数ラインナップしています。

KASTHALL(カスタール)

KASTHALL(カスタール)

出典:https://www.kasthall.jp/

130年以上続く、スウェーデンのラグブランドであるKASTHALL(カスタール)。

厳選された上質なウールとリネンを使用し、糸を紡ぐところからラグの仕上げまでの工程全てを、自社工場で行っています。

カラフルで大胆なデザインから、シンプルで上品なものまでをラインナップ。そのどれもが美しく、上質で洗練された北欧インテリアの雰囲気を演出します。

BoConcept(ボーコンセプト)

BoConcept(ボーコンセプト

出典:https://www.boconcept.com/ja-jp/

デンマークの家具ブランドとして有名なBoConcept(ボーコンセプト)。

モダンで洗練されたアイテムをラインナップし、日本でも人気の高いブランドです。

ボーコンセプトのラグは、北欧モダンにおすすめしたいシンプルなデザインが魅力の一つ。特に珍しいのが、レザーのパッチワークでデザインしたレザーラグです。

独特のテクスチャーが、お部屋に新鮮なアクセントを加えてくれます。

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