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ヒュッゲとフィーカの違いは?豊かに暮らせる北欧スタイルを解説!

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スマートでおしゃれな北欧のライフスタイルやインテリアに、憧れを抱いていませんか。

毎日忙しく過ごす日本人にとっては、幸福度が高く豊かな生活を実現している北欧スタイルには、見習いたくなる点が多くあります。

ただ、「ヒュッゲ」や「フィーカ」という北欧スタイルを表す言葉が、具体的に何を意味し、どのように生活に取り入れたらいいのかわからない人もいるかもしれません。

本記事では、ヒュッゲとフィーカの違いや北欧スタイルの取り入れ方を紹介します。

また、北欧スタイルにも定評がある弊社のインテリアコーディネートサービスについてもご案内いたします。

ぜひ、北欧スタイルの思想を知って、より上質な暮らしを目指しましょう。

ヒュッゲとは

北欧 団らん

ヒュッゲは「Hygge」というデンマーク語で、「心地のいい空間」「楽しい時間」「幸福な暮らし」などを意味します。

デンマークの人々が大切にしている思想で、彼らの生活と切り離せない価値観です。

語源は、古北欧語と言われる古ノルド語で心や精神を意味する「Hug」から派生した「Hyggja」という言葉が変化して「Hygge」ができたと考えられています。

形容詞にするとヒュッゲリ(Hyggelig)となり、デンマークでよく使われる言葉です。

ヒュッゲは、英語にも日本語にも直訳しづらく、デンマークの文化や生活様式を知っていくと徐々にその意味が理解できるようになります。

ときには、日本語の「まったり」「ほっこり」という言葉に訳されることがあります。

ヒュッゲの使い方

インテリアにヒュッゲを用いる場合は、主に自宅でゆったりとくつろげる空間や、その空間で家族や友人と過ごすのんびりとした時間を指して使われます。

例えば、おしゃれであたたかなインテリアのあるダイニングで、家族がそろっておいしい食事をしながらなごやかに会話をしているシーンは、ヒュッゲと言えるでしょう。

また、必ずしもだれかと一緒でなくてもよく、一人でソファに横になって読書をするゆったりした時間やその空間もヒュッゲで言い表せます。

日本では、「ヒュッゲなインテリア」「ヒュッゲを感じる」などの言い方をします。

デンマークの暮らし

デンマークを含む北欧諸国は、日が短く薄暗い時間も長いため、自宅内を快適に整える習慣があります。

また、デンマークの人々はなるべく残業をせずに親しい人と過ごすプライベートの時間を大切にしていることも、インテリアにこだわる理由の一つです。

そのため、税金が高くても国民に貧富の差は少なく、豊かで幸せを感じられる国だと言われているのです。

世界から見たヒュッゲ

シンプルであたたかみがある北欧のインテリアは、現在では世界的にも定番のテイストになっています。

近年は特に自宅で過ごす時間が増えたため、インテリアや家族の重要性に意識が高まり、ヒュッゲがより参考にされるようになりました。

フィーカとは

北欧 カフェ

フィーカは「Fika」というスウェーデン語で、「お茶をする」という意味です。

語源は、スウェーデン語のコーヒーであるKaffiをFikaに変形させてできたと考えられています。

甘いものを食べながらコーヒーを飲むようなコーヒーブレイクや、その習慣自体を指すこともあります。

フィーカの使い方

コーヒーを飲みながら大切な人とゆっくり語り合う時間を持つときに、使用する言葉がフィーカです。

気分転換をしたいときやだれかとコミュニケーションを取りたいときに、親しい人や出会ったばかりの相手でも「フィーカしよう」と誘います。

そのため、デートに出かけるほどの関係ではない相手でも、気軽に声をかけられる便利な言葉です。

また、フィーカだけでもコーヒー休憩の意味がありますが、フィーカブレイクとあえて強調した言い方をすることもあります。

フィーカと一緒に食べる甘いものはたいてい焼き菓子で、シナモンロールなどの菓子パンのことをフィーカブレッドと呼びます。

スウェーデンの暮らし

北欧にはコーヒー文化があり、スウェーデンはコーヒーの消費量が世界的にもトップレベルです。

コーヒーを飲む際には甘いものを一緒に食べる習慣があり、甘いものを食べない人はサンドイッチなどの軽食、コーヒーを飲まない人はジュースなどで同じ時間を過ごすことがフィーカになります。

スウェーデンの人々は、一日に何度もフィーカをしますが、特に時間は決まっておらず、1回5~30分程度が一般的です。

子どもからお年寄りまで、家族・友人・恋人・同僚・取引先などだれでもフィーカをし、人と一緒でも一人でも忙しいときでさえも、フィーカで一休みすることを大切にしています。

また、スウェーデンにはラーゴム(Lagom)という言葉もあり、意味は「ちょうどいい」です。

やりすぎたり、やらなすぎたりすることなくほどよい状態を指すため、スウェーデンの人々がフィーカでバランスを保ちながら、日々生活をしていることがよくわかります。

世界から見たフィーカ

数年前から北欧スタイルのヒュッゲという言葉が流行し、北欧インテリアは各国に定着しました。

そして、北欧の生活習慣であるフィーカにも注目が集まっています。

忙しく働く現代の人々にとって、コーヒーブレイクでリフレッシュする機会は大変効果的という見方もあります。

また、フィーカに欠かせない甘い食べ物は、糖分を摂取することで脳の働きを活発にし、疲れた人の活力になっているのです。

ヒュッゲとフィーカの違い

ヒュッゲ コーヒーカップ

ヒュッゲとフィーカは、日本人にはあまりなじみのない北欧の言葉なので、混同しやすく違いがわかりにくいかもしれません。

ただ、ヒュッゲとフィーカ2つの言葉には、以下の違いがあります。

  • 言語が違う
  • 意味が違う
  • フィーカはヒュッゲの一部とも考えられる
  • それぞれと同じような意味の言葉がある

ヒュッゲはデンマーク語、フィーカはスウェーデン語の言葉です。

デンマークもスウェーデンも北欧の国なので、文化や生活習慣、言語も似ている部分がありますが、ヒュッゲとフィーカの言葉の成り立ちはまったく異なります。

また、ヒュッゲは「心地よい空間や時間」、フィーカは「お茶をすることやその習慣」という意味です。

フィーカはコーヒータイムなどの小休憩を指しますが、ヒュッゲはコーヒーを飲むこと以外でもゆったりとした時間や空間を持つ際に広く使われる言葉です。

そのため、「ヒュッゲ=心地よい時間」のなかで、「フィーカ=お茶をする」という状況が考えられます。

もしくは、コーヒーを飲んで休憩しているフィーカの時間は、心地よくて楽しいのでヒュッゲだと捉えられます。

実は、日本ではあまり注目されていませんが、ヒュッゲにもフィーカにも、それぞれとほとんど同じ意味を持つ言葉があるのです。

ヒュッゲはノルウェーの「コーシェリ」、フィーカはフィンランドの「カハヴィタウコ」と似ています。

コーシェリは、ほっと心があたたまるようなものや空間、時間を表す際に使われるため、ヒュッゲと同じような概念です。

カハヴィタウコはフィーカと同様にコーヒーブレイクを意味し、フィンランドでは仕事中にコーヒー休憩を取る権利が法律で定められているほど、カハヴィタウコを重要視しています。

ヒュッゲとフィーカの共通点

ヒュッゲ フィーカ

ヒュッゲもフィーカも似たような北欧の文化やスタイルだと認識している人は、多いのではないでしょうか。

実際に、ヒュッゲとフィーカには、以下の共通点があります。

  • 人と過ごす時間を大切にする
  • 一人でも落ち着いた時間を持つ
  • ゆとりを持ってくつろぐ
  • ほっこりとあたたかなイメージがある
  • 笑顔で楽しく過ごす

まず、ヒュッゲもフィーカも人と有意義な時間を共にする際によく用いられる言葉です。

あたたかく快適なリビングで家族と談笑している様子はヒュッゲで表され、仕事の合間に同僚とカフェに訪れてシナモンロールとコーヒーで一休みしている時間はフィーカと言えます。

どちらも人と一緒に過ごすからこそできあがる、愉快で心地よい雰囲気に包まれています。

ただ、ヒュッゲもフィーカも必ずしもだれかと一緒でなければいけないわけではありません。

1人でリラックスしていてもヒュッゲ、1人でコーヒー休憩を取っていてもフィーカになります。

北欧の人々にとっては、自分自身のために時間を割くことも大切な価値観の一つなのです。

また、ヒュッゲもフィーカもゆとりを持ってくつろぐことが基本です。

定時で帰宅してプライベートの時間を確保できるように仕事を調整したり、忙しい仕事の途中にあえてコーヒーブレイクを入れて、仕事の効率を上げたりといった工夫をします。

そんなくつろぎの時間は、ほっこりとあたたかな空間がよく合います。

ヒュッゲもフィーカも寒くて暗い屋外よりも、暖炉やキャンドルの炎が揺らめくあたたかな屋内環境が最適です。

そして、ヒュッゲにもフィーカにも笑顔がつきものです。

大切な人と一緒に笑い合ったり、自然と笑みがこぼれたり、1人でもやわらかな表情で過ごしたりすることで、おだやかでポジティブな気持ちになれます。

ヒュッゲやフィーカなどの北欧スタイルを暮らしに取り入れる際のポイント

ヒュッゲ フィーカ コーディネート

北欧テイストのインテリアをコーディネートすると、あたたかくゆったりとした心持ちで生活ができます。

ぜひ、インテリアと合わせて、ヒュッゲやフィーカなどの北欧スタイルの生活習慣を取り入れて、より豊かで笑顔の絶えない暮らしを心がけましょう。

北欧スタイルを取り入れる際のポイントをご紹介します。

日々の小さな幸せに感謝する

世界の幸福度ランキングは、デンマークやスウェーデンなどの北欧諸国がいつも上位を占めています。

北欧諸国では、社会全体で不幸になる人を作らないような医療や教育の制度が整っている上、働き方や人とのつながり方も心を満たすような習慣が根付いています。

幸福度の高い北欧の人々は、日々のちょっとしたできごとや何気なく流れるおだやかな時間を当たり前と考えずに、幸せだと感謝ができるのです。

幸せの感じ方は人それぞれです。

今からでも身の回りの当たり前なものや人を大切にして、幸福度を高めましょう。

忙しさに縛られず余裕を持つ

真面目で勤勉な日本人は、忙しいと食事や水分補給もおろそかにしてしまうことがあります。

一方の北欧の人々は、忙しくてもコーヒーブレイクの時間を作ってリフレッシュしたり、ワークライフバランスがくずれないように仕事を調整したりします。

仕事や勉強、家庭のことなどで余裕を持てないでいると、心も体も疲れていくばかりです。

忙しいときにこそ、自宅のインテリアを整えたり、コーヒー休憩を取ったりして笑顔になれる余裕を持ちましょう。

自然素材を用いる

北欧スタイルには、自然素材が必須です。

観葉植物や花を飾ったり、木製素材の家具をコーディネートしたりすると、部屋がやわらかであたたかみのある印象になります。

自分がリラックスする空間には、自然素材を取り入れて、心が安らげるようにしましょう。

自宅だけでなく職場や学校でも、ぜひ試してみてください。

緑の多いカフェを利用したり、景色のいい窓のそばで一休みしたりすることもおすすめです。

照明ですてきな空間を演出する

北欧インテリアを演出するポイントは、照明にあると言われることがあります。

部屋のなかをあたたかくやわらかな印象にまとめる北欧スタイルでは、間接照明やキャンドルを多用します。

白く強い照明よりも、明かりの広がり方やぬくもりを楽しめるような照明をレイアウトしましょう。

家族や友人とくつろいだり、1人でまったりしたりする自分の姿を想像すると、必要な照明の雰囲気がわかってきます。

また、北欧ブランドの照明器具はおしゃれなものが多いですが、デザイン性にとらわれ過ぎないことも大事です。

大人も子どもも対等に尊重し合う

北欧では、教育制度や育児支援がしっかりしていて自然も多いので、子育てに適した環境が整っています。

家族や社会が協力し合って子どもを育てながらも、大人と子どもが対等な1人の人間として向き合い対話する風土があります。

子どもを子ども扱いせずにその存在や意見を尊重し、全員が居心地よいと感じられる空間と時間を共有するのが北欧スタイルです。

そのため、北欧の子どもたちは大人と同じように、ヒュッゲやフィーカの時間や空間を大切にしています。

北欧スタイルのインテリアコーディネートも実績豊富なMAYSにおまかせ

Maysへ

ヒュッゲやフィーカなどの思想を取り入れた北欧のインテリアスタイルは、おだやかにゆったりと暮らせます。

そのため、日本人の私たちのなかにも、「北欧スタイルを体現できるインテリアをコーディネートしたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。

ただ、生活習慣まで考慮したインテリアは単純なものではなく、満足のいくトータルコーディネートをするには、プロの手も借りることをおすすめします。

ぜひ、弊社のインテリアサービスをご利用ください。

弊社は、「上質なインテリアで、一つ上のライフスタイルへ」をコンセプトに、1988年の創業以来30年以上、着実に実績と信頼を築いてきました。

現在では、東京都港区を中心に、年間約1,000件のハイグレード物件のインテリアコーディネートを手掛けております。

弊社のインテリアコーディネートサービスには以下の特徴があります。

  • お打ち合わせ・採寸・商品選定・インテリアプランのご提案、ご納品手配までワンストップで対応
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  • 複数のメーカー商品も弊社の倉庫と連携し、一度に納入
  • 展示品やリース品をメンテナンスし、掘り出し物価格で販売

弊社では、お客様のご要望や生活スタイルをもとに、お客様の貴重な時間やプライバシーを守りながらプランをご提案します。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

文・Kanako

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