MAYS 家具のリース・販売・インテリアコーディネートのメイズ

インテリアコーディネートのご依頼はこちら

企業価値を高める社長室とは。机の配置から考える理想のインテリア

  • c
  • d
企業価値を高める社長室とは。机の配置から考える理想のインテリアのアイキャッチ画像

社長室では事務作業だけでなく、重要事項の決議や社員との会議・来客対応など、さまざまなシーンが想定されます。

また社長室は、集中して仕事や話し合いができるだけでなく、経営者がストレスを解消するためにくつろげる部屋である必要があります。

では社長室のインテリアをコーディネートする際には、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。

社長室における机配置の最適解がわかれば、おのずと必要な要素が見えてくるでしょう。

そこで、高級物件やオフィスのインテリアコーディネートを多数手がけるMAYSが、社長室で重要なインテリアのポイントを、机の配置からひも解いてみます。

対外的に企業の顔ともなる社長室において、企業価値を高める空間作りを実現させるヒントをみつけてみてください。

社長室における机配置に重要な5つの考え方

社長室 机 配置

社長室は、一般社員の執務室とは異なる役割を持つ空間です。

そこでまずは、社長室が担う役割別に、机の配置のポイントをみていきましょう。

社長が集中して執務に取り組める

重要事項の決議などもする社長が、一人で集中して執務に取り組める環境でなければいけません。

一般的に「壁を向いた机」は集中しやすいといわれますが、社員が声をかけにくいなどの弊害も起こります。

そのため、出入口が見えるような位置で、壁を背にするアイランド型のレイアウトがおすすめです。

しかし扉が目に入ると集中できないようであれば、パーテーションなどで一旦間仕切りを設けるようにしてみてください。

また集中力の回復のために、窓から景色が眺められるなど、気持ちの切り替えができるような配慮をしましょう。

来客対応がしやすい

社長室では、重要なお客様との商談や打ち合わせを行うこともあります。

執務用の机の近くでは来訪者も落ち着かない可能性があるため、執務と応接の場は切り離して考えるようにしてください。

デスクの横、あるいは前面に応接用のソファやテーブルと椅子を置いて、話し合いやすい空間をつくります。

デスク上に書類などを広げた状態が多い場合は、応接スペースとのあいだにパーテーションを置いて、来訪者の目に入らないような工夫も必要です。

社員とのコミュニケーションが取りやすい

社員が声をかけやすいように、机は出入口が見える位置に配置し、入室する人にすぐに顔を向けられるレイアウトにしてください。

よりコミュニケーションを取りやすくするために、ガラス張りにするなど、オープンスタイルの社長室も増えてきました。

しかし、必要なときにはブラインドやロールスクリーンを使い、外からの視線を遮断できるようにする必要があるでしょう。

情報漏えいがないように

社長室では、企業の重要事項・機密事項を取り扱うケースも考えられます。

たとえ社員が入ってきても、そのような重要な書類やデータが丸見えにならないように、出入口からパソコン画面が見えないような位置に机を置いてください。

来客時にも、すぐに書類やパソコン画面が目に入らないような配慮をしましょう。

企業の顔となる空間である

社長室は、来訪者や社員に企業の姿勢や理念を伝える場所にもなります。

窮屈な印象にならないように、机の周辺にゆとりのあるスペースを設けると同時に、上質な家具やインテリアアイテムを用意してください。

机の配置パターン

机 配置パターン

仕事用の机の配置パターンはいくつかありますが、個室である社長室で考えられるレイアウトは主に2つです。

それぞれの特徴を解説しますので、企業の特性にあわせて適切な配置を検討してください。

アイランド型

デスクのまわりをぐるっと一周できるような配置です。

側面を片側だけ壁につけるペニンシュラ型や、デスク形状をL字型に配置するなどアレンジもできます。

社長室や役員室では比較的多くみられる配置で、ゆったりとした印象になるでしょう。

壁に接していないため、コンセントやコードが露出しないような工夫が必須です。

配線の露出は、雑然とした見た目の印象がよくないだけでなく、足を引っ掛けて転倒するなどの事故につながる危険性もあります。

床を二重化して床下に空間をつくる「フリーアクセスフロア」と、床用コンセントや机上のコンセントを使える机を組み合わせて、すっきりとさせてください。

また、通路幅にあわせてスペースが必要なため、十分な広さを確保しなければいけません。

壁に向かう配置

壁に向かって机を置く配置は、背中側から声をかけることになり、セキュリティ面やコミュニケーションの取りにくさから、社長室にはあまり向いているとはいえません。

しかし集中して作業に取り組める環境になるため、経営者の性格や業務の特性によっては、アイランド型より使いやすいケースもあります。

この配置は、壁からの距離が近いと圧迫感が出るので、奥行きが深い机の利用をおすすめします。

また、入室者からデスク上のものやパソコン画面が見えないようにパーテーションを併用するなど工夫をしてください。

できれば背中側から声をかける状況にならないように、扉のある壁面に向かう配置にして、横からのコミュニケーションが取れるようにするとよいでしょう。

社長室で机以外に必要な家具やインテリアアイテム

社長室 インテリアアイテム

社長室では執務を進めるだけでなく、来客対応や休息のための時間など、さまざまな用途を想定しなければいけません。

ここでは机以外に、快適な社長室に必要な家具やインテリアアイテムを解説します。

収納家具

会社にとって重要な書類や資料を保管するために、収納家具を用意しましょう。

コートラックやロッカーなど、経営者の個人的な荷物を保管する収納も必要です。

インテリアにあう見た目だけでなく、セキュリティ対策がしっかりされているかどうかも大切なポイントとなります。

またかつては、秘書が社長室の外からお茶やコーヒーなど、休息用の飲み物などを用意するケースが多かったようです。

しかし、近年では気軽に一人で済ませたいと考える経営者も増えています。

コーヒーメーカーや給湯ポット、カップ類を収納するワゴンなども必要に応じて設置してください。

応接セット

重要なお客様をお迎えし、商談も行われる社長室には、ソファなどの応接セットもあるとよいでしょう。

素材や機能性にもこだわり、品質のよいものをコーディネートして、企業の顔となる社長室を演出します。

テーブル・チェアが適している場合もあるので、企業の特性や事業の内容にあわせて、選択してください。

会議用テーブル・チェア

社長室で、社内の重要な会議や打ち合わせをするケースもあるでしょう。

応接用のソファセットでは、話し合いがしにくい可能性もあるため、会議用のテーブルとチェアの導入も検討してみてください。

スペースに限りがある場合は、応接セットと兼用してもよいかもしれません。

また、オンライン会議や打ち合わせをする機会も増えてきました。

モニター画面やカメラなども用意して、コミュニケーションを取りやすい環境を整えましょう。

パーテーション

機密事項も多い社長室では、机と応接セットなどのあいだをパーテーションなどで仕切って、机上の書類やパソコン画面がすぐに目に入らないような配慮もしてください。

また集中して仕事に取り組むためには、視界にほかのものが入らないような工夫も必要です。

間仕切り用のパーテーションやロールスクリーンなどで、空間を仕切って利用できるようにしましょう。

窓まわりの装飾品

重要な決議や経営に関わる大きな判断をしなければいけない経営者は、常に重圧を感じているのではないでしょうか。

自然光はすがすがしい気持ちになれ、景色を眺めてリフレッシュできるため、窓は社長室にとって大切です。

しかし、まぶしさや暑さを感じるとかえってストレスになってしまいます。

適切に光をコントロールできるように、カーテンやロールスクリーン・ブラインドなどの窓まわりの装飾品も用意してください。

照明器具

自然光だけでは、光量コントロールがうまくできず、手元が暗くなったり、パソコン画面に反射したりすることがあります。

作業用の全般照明以外にも、デスクスタンド照明など、作業を効率よく進められるような局部照明を併用するとよいでしょう。

また、考え事や休息時間のためにくつろげるような間接照明や、インテリアの演出用にデザイン性の高い照明器具を設置すると、より快適で魅力的な社長室を実現できます。

>>魅力的な社長室に必要な照明とは?導入ポイントやおすすめ商品を紹介

観葉植物

観葉植物などのインテリアグリーンは目にやさしく、部屋のなかにあると心身のリラックス効果が高まります。

緊張を強いられるシーンも多い経営者が、リラックスして過ごせる環境にするためにも、インテリアグリーンを取り入れてみてください。

あるいは、フラワーアレンジメントなどで華やかな雰囲気をプラスするのも、素敵な演出になるでしょう。

>>初心者におすすめのインテリアグリーン10選!育て方のポイントも解説します

アート

機能性を重視すると殺風景になりやすいので、インテリアの雰囲気にあわせたアート作品を飾り、空間にリズムをつけてみましょう。

重要な話をする部屋だからこそ、まずはお互いにリラックスして話ができるような環境も大切ではないでしょうか。

ぱっと目に留まるようなアート作品は、来客との会話のきっかけづくりになるかもしれません。

>>賃貸でも大丈夫!おしゃれなアートの飾り方をインテリアのプロが解説します

社長室の机の配置や家具の選び方でお悩みならMAYSへ

ご相談はMAYSへ

社長室を快適で上質な空間にするために、机の配置計画や必要な家具を適切に選んだコーディネートが重要です。

しかし社長室に必要な家具は多岐にわたり、部屋全体のコーディネートを踏まえて家具選びをするのは大変だと感じる経営者の方も多いでしょう。

そのような忙しい方の手間を削り、より魅力的な社長室をつくるためにMAYSではインテリアコーディネートサービスをご提供しています。

高級な家具を取りそろえている

国内外の高級家具ブランド商品を多数取り扱っているので、社長室にふさわしい机をはじめとした上質な家具をご提案できます。

照明やインテリアグリーン・アートまでご用意していますので、企業の社風や理念を伝え、企業価値を高めるようなインテリアコーディネートが可能です。

忙しい経営者やビジネスパーソンに嬉しいオンライン相談

日々の仕事に追われて、なかなか満足に家具を選ぶ時間をつくれないとお悩みではないでしょうか。

そのような経営者の方にも、場所を気にせず便利にご利用いただける、ご予約制のオンライン相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。

>>オンラインインテリア相談はこちら

購入・納品を一括で済ませられるので手間いらず

MAYSではインテリアコーディネートのご提案後に購入を決定いただいた複数ブランドの家具を、一括にまとめてご購入いただけます。

また面倒な納品も、日時をまとめてお届け可能なので、時間のかかる家具の配送・納品の時間を短縮できるでしょう。

家具専門の配送業者が、配送・設置を迅速・丁寧に行いますので、大切な社長室の家具の搬入も安心してお任せください。

文・松田ともみ(インテリアコーディネーター)

【関連記事はこちら】
>>起業家必見!新しいオフィスの社長室には高級ブランドの机がおすすめ
>>社長室に最適な椅子とは?快適な空間を実現するコーディネート術
>>新しいオフィスの社長室。センスのよいソファ選びのポイントとは?

03-5402-4600

9:10-17:30 (平日)