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【人気のインテリアスタイル6種類】特徴とコーディネートのポイント

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【人気のインテリアスタイル6種類】特徴とコーディネートのポイントのアイキャッチ画像

部屋のイメージはあるのに、なんだかイメージ通りのおしゃれな部屋にならないと悩んでいませんか?

それはインテリアスタイルを決めていないことが原因かもしれません。

部屋のコーディネートをするときには、まずインテリアスタイルを決めることが大切です。

本記事では、年間約1,000件の高級物件をコーディネートしているMAYSの視点で、人気のインテリアスタイル6種類についてその特徴とコーディネートのポイントを解説します。

インテリアスタイルの特徴を学び、おしゃれで統一感のある空間を実現してみてください。

北欧スタイル

インテリア 種類

若い方を中心に、人気が高まっている北欧スタイル。

北欧スタイルとは、スウェーデン・ノルウェー・フィンランドなどのヨーロッパ北部で生まれたインテリアスタイルを指します。

北欧は夏が短く、寒さの厳しい冬が長い気候の特徴から、おうちでの暮らしを大切にする文化が育まれました。

また自然豊かな土地柄から、木製品などの自然素材を使った豊かな暮らしも北欧スタイルの特色です。

ホワイトやアイボリーなどのシンプルな色に木製家具を合わせ、アクセントとして明るい色を随所にちりばめたスタイルが定番です。

「Marimekko(マリメッコ)」や「ARABIA(アラビア)」に代表される北欧インテリアは、カラフルで大胆なデザインも多く、その場をパッと華やかにしてくれます。

家具は全体的に控えめで、いいものを長く使いたいという日本人の古来の精神にも似ていて、日本でも支持する方が増えています。

リラックスできるナチュラルな雰囲気を大切にしたいけれど、こだわりのフォーカルポイント(視線が集まる場所)も作りたい方におすすめのスタイルです。

北欧スタイルに合うアイテムや素材

北欧スタイルは、シンプルなホワイトの壁に明るめの木製家具を合わせ、アクセントにマスタードイエローやターコイズブルーなどをプラスするのが人気のスタイルです。

アクセントカラーは原色の赤・青・黄色などよりも少し明度を落とした深みのある色にすることで、大人っぽい北欧スタイルになります。

素材は人工的なものを控え、ファブリックや木製品など温もりのある優しい風合いを大切にした自然素材を中心にそろえます。

また代表的な北欧家具「Yチェア」や「セブンチェア」のように、家具は曲線が美しいデザインのものが人気です。

MAYSがお届けする北欧スタイルの事例

北欧 事例

ブルーのラウンジチェアや小物が爽やかな風を感じさせるコーディネートです。

ラウンジチェアとラグの曲線が空間をやわらかくし、ホワイトでそろえた水平ラインの家具が部屋をより広く見せてくれます。

ところどころに観葉植物を置いて、あたたかみのある優しい雰囲気を演出しています。

ナチュラルスタイル

ナチュラルスタイル

ナチュラルスタイルは、ホワイト・アイボリー・ベージュなどの優しい色合いでコーディネートした、リラックスできるインテリアスタイルを指します。

目に入る場所にはプラスチックや金属などの人工的なものは多用せず、無垢のフローリングや珪藻土など、自然素材を多く使うとよりナチュラルな雰囲気を出せます。

また「ナチュラルスタイル」に「モダン」を掛け合わせた、ナチュラルモダンスタイル(グレーなどをプラスすることでモダンな雰囲気も取り入れる)も人気です。

ナチュラルスタイルは、家では時間に追われず「ていねいな暮らしを送りたい」と思っている方にぴったりのスタイルです。

ナチュラルスタイルに合うアイテムや素材

ナチュラルスタイルを構成するアイテムは、「塗装をかけていない自然な木製品」や「コットンや麻などの天然素材」がおすすめです。

過度に加工が施されていないそのままのよさを活かした無垢材や、触ったときにもひんやりとしない天然素材は、触れる人の心をあたためてくれます。

色はホワイトやアイボリーをベースに、自然に近いアースカラー(グリーン・オレンジ・ブラウンなど)を使ってアクセントを付けます。

木製家具なども明るめの色をセレクトし、観葉植物が似合う明るい空間を意識してみてください。

その場にいるだけで、なぜかほっこりと優しい気持ちになれるそんな空間を目指しましょう。

MAYSがお届けするナチュラルスタイルの事例

ナチュラルスタイル 事例

こちらの事例は、ライトブラウンの木製家具とセブンチェアを合わせたシンプルなナチュラルスタイル。

アイボリーと木製家具でコーディネートされた空間は、シンプルで静ひつな暮らしを物語っています。

シンプルなお気に入りのものだけで作られた空間は、ナチュラルスタイルのお手本です。

ひっそりと飾られた観葉植物や、音を吸収してくれるカーペット+踏み心地がよさそうなラグなど、主張するわけではないけれど、居心地をよくしてくれるアイテムばかりです。

ナチュラルでやわらかい空間のなかにも、疲れた心や体を毎日きちんとリセットしてくれる、そんな力が宿ったコーディネートではないでしょうか。

アメリカンスタイル

アメリカンスタイル

アメリカンスタイルは、映画やカフェなどのインテリアにも使われていて、どこかレトロで個性的な雰囲気を持つインテリアスタイルです。

広大な土地のさまざまな文化が入り交ざった歴史を象徴するような、独特なムードがあります。

アメリカンスタイルのルーツは17世紀から19世紀のヨーロッパ式の建築にあります。

元々は欧風カントリーのような雰囲気でしたが、そこから少しずつアメリカ独自に派生し、さまざまなインテリアスタイルを生み出してきました。

主なアメリカンスタイルは以下の3種類です。

  • アメリカンレトロスタイル
  • ブルックリンスタイル
  • 西海岸スタイル

地域や時代によってさまざまなスタイルがあるので、アメリカンスタイルでコーディネートする場合は、方向性を明確に決めておきましょう。

部屋を楽し気な雰囲気にしたい方や、個性的な空間にしたい方、カラフルなおもちゃをディスプレイしたい方などにおすすめのインテリアスタイルです。

アメリカンレトロスタイル

アメリカンレトロスタイルとは、50年代、60年代のアメリカンダイナー(プレハブ式レストラン)をイメージしたポップなスタイルのことです。

赤や黄色などの原色をちりばめ、おもちゃ箱をひっくり返したようなごちゃごちゃした感じがさまになるインテリアスタイルです。

アメリカンレトロスタイルを作るアイテムや素材

アメリカンレトロスタイルに使う色は、赤や青などカラフルでポップな色

パッと目を引くような原色や蛍光色を使うのがアメリカンダイナーの雰囲気を出すためのコツです。

床はヴィンテージ感のあるダークブラウンの床や、白と黒の大きめのチェック柄なども定番です。

カラフルなプラスチックなどのチープなアイテムに、レザーなど経年変化を楽しめるハイクオリティの商品を織り交ぜ、メリハリのある空間に仕上げましょう。

アメリカンレトロスタイルの事例

アメリカンレトロ

少しトーンを落としたピンク・ブルー・イエローの3色で構成し、ポップな印象を持ちます。

タイルのデザインと壁に貼られたレコードのデザイン、ポスターやドアなどにブラックを効かせるなど、ところどころにつながりを感じます。

バラバラのように見えて、まとまりを感じさせる上級テクニックです。

ブルックリンスタイル

ブルックリンスタイルは、ニューヨークにあるブルックリン発祥のスタイルで、空き倉庫や工場を改装したような雰囲気のインテリアスタイルを指します。

ヴィンテージ感のあるレンガが特徴で、シンプルで粗さが残るなかにもあたたかみと重厚感もあるのが魅力です。

ブルックリンスタイルは、カフェやレストランにも使われることが多い人気のインテリアスタイルです。

ブルックリンスタイルを作るアイテムや素材

ブルックリンスタイルに使う色は、ブラック・ブラウン・グレーなどのダークカラー。

古い工場を思わせる明るすぎない照明とアイアンなどの無骨な雰囲気のアイテムで、空間を作り上げます。

壁はアンティークレンガの壁紙やタイルなどを使うと、よりブルックリンスタイルのイメージに近づけるでしょう。

基本はダークな色を使いますが、色味を入れたい場合はくすみカラーを使うと空間にもなじみやすくなります。

ブルックリンスタイルの事例

ブルックリンスタイル

壁にレンガのタイルを使い、合わせる色はブラックやブラウンなどのダーク色。

ドット柄のクッションカバーや観葉植物を置いて、空間にあたたかみを残すコーディネートも取り入れています。

西海岸スタイル

西海岸スタイルは、カリフォルニア州にあるビーチ沿いのおしゃれな雰囲気を再現したインテリアスタイルを指します。

海と太陽を感じさせる爽やかなインテリアが特徴で、ホワイトやターコイズブルーを基調に、ダークブラウンの家具で作り上げるリゾートホテルのようなスタイルです。

西海岸スタイルを作るアイテムや素材

西海岸スタイルは、リゾートホテルを思わせるホワイト+ブルー系+ダークブラウンの木製家具で構成されます。

爽やかで開放感あふれるインテリアスタイルで、自然を感じさせる大きめの観葉植物はマストアイテムです。

西海岸スタイルの事例

西海岸スタイル

ホワイトをベースにブルーの多色使いで爽やかな風が通り抜けるようなイメージを感じさせます。

ガラス製品やダークブラウンの木製家具を使って、軽やかさと落ち着き感を演出しているのが特徴です。

ソファにゆったりと座れば、波の音が聞こえてきそうなコーディネートですね。

モダンスタイル

モダンスタイル

「モダン」とは「近代的・現代的」という意味で、モダンスタイルとは近代的でスタイリッシュなインテリアスタイルを指しています。

直線的なデザインをメインに使い、無駄のないシンプルなデザインのアイテムでコーディネートしているのが特徴です。

和風と掛け合わせた「和モダン」、天然素材と掛け合わせた「ナチュラルモダン」、高級ホテルをイメージした「ラグジュアリーモダン」など、さまざまなモダンスタイルがあります。

モダンスタイルに合うアイテムや素材

モダンスタイルの基本のカラーはモノトーン(白・グレー・黒)。

モノトーンスタイルを基本に、プラスするアイテムを変えることでさまざまなモダンスタイルが展開されます。

和モダンは木製品とアースカラーを、ナチュラルモダンには木製品や観葉植物を、ラグジュアリーモダンにはゴールドや大理石など光沢のあるものをプラスするとよいでしょう。

ソファやラグなどもボリューム感のない直線的ですっきりとしたデザインがマッチします。

無機質な空間になってしまった場合は、ポイントで円形のガラステーブルなどを使うのもおすすめです。

MAYSがお届けするモダンスタイルの事例

モダンスタイル事例

こちらは、緑のあるヴィンテージマンションのダイニング。

シックなダークカラーの家具に、ガラスや石などの素材も取り入れて、建物に相応しい上質感を表現しました。

ダイニングテーブルの上には、「和」をイメージさせるペンダントライトも吊るし、落ち着いた和モダンスタイルの空間に仕上がっています。

アジアンスタイル

アジアンスタイル

アジアンスタイルは、バリ・タイ・ベトナムなどの東南アジアの暮らしをイメージしたインテリアスタイルを指します。

解放的でラグジュアリーな雰囲気の南国リゾートホテルをイメージさせる、自然素材を多用したコーディネートです。

全体的に落ち着いた色合いと、自然素材のナチュラルなもので構成されるので、癒しの空間を作りたい方におすすめのスタイルです。

アジアンスタイルに合うアイテムや素材

バンブー(竹)やラタン(籐)などの自然素材を使った家具や、小物を使うことでアジアンスタイルを作り上げます。

リゾートホテルで見られるような籐のソファや、木製品であれば明るい木目ではなく落ち着いた色合いのチーク材などがおすすめです。

また葉が大ぶりのウンベラータやモンステラ、幹がしっかりした背の高いベンジャミンやガジュマルなどの観葉植物もアジアンな雰囲気を演出してくれます。

色を入れる場合は、パープル・ターコイズブルー・ボルドーなど、ダークブラウンの家具と合うような深みのある色がおすすめです。

照明はペンダントライトやスタンドライトなど、明るすぎずあたたかみのある色合いを選びましょう。

アジアンスタイルの事例

アジアンスタイル 事例

全体的に明度を抑えたあたたかみのある照明に、ダークブラウンの家具、ターコイズブルーのさし色がアジアンスタイルを作り上げています。

部屋のなかから見える植物や壁に飾られたアートが、よりアジアンスタイルの雰囲気をかもし出しています。

インダストリアルスタイル

インダストリアルスタイル

「インダストリアル」とは工業的・産業的という意味のことで、インダストリアルスタイルは無機質でむき出しなイメージを持つインテリアスタイルを指しています。

コンクリートむき出しの壁に、ブラウンやブラックなどのダークカラーをプラスして、無骨でクールな雰囲気を演出しています。

ヴィンテージ感のあるインダストリアルな雰囲気は、おしゃれなカフェなどにも使われていますよね。

似たインテリアスタイルにブルックリンスタイルもありますが、インダストリアルスタイルのほうがより無機質なイメージです。

ブルックリンスタイルの壁にはヴィンテージ感のあるレンガ、インダストリアルスタイルの壁にはむき出しのコンクリートが似合います。

無機質ななかにもあたたかみを残したいのであればブルックリンスタイル、クールで無骨なイメージが好きならばインダストリアルスタイルがおすすめです。

インダストリアルスタイルに合うアイテムや素材

インダストリアルスタイルはコンクリートむき出しの壁、スチールやアイアンなど工場で使われるような素材をメインに構成されます。

また無機質な空間のなかに、光沢のあるブラウンやブラックの本革ソファを入れることで、上質で大人の雰囲気を演出できるでしょう。

家具や照明などはあえてサビ加工を施したり、塗装で粗削りな雰囲気を出したりすることでよりイメージに近づきます。

照明はシェード(電球を包む傘)のない無骨な雰囲気の裸電球がおすすめです。

インダストリアルスタイルの事例

インダストリアルスタイル 事例

むき出しのコンクリートの壁に、ダークブラウンのダイニングテーブルを加え全体的にトーンを抑えたコーディネートが特徴です。

天井に付けられているのは、ダクトレールを使ったブラックの照明。

部屋全体を照らすにはやや明るさは足りませんが、インダストリアルスタイルにはぴったりの照明です。

幅広いインテリアスタイルに対応したMAYSのインテリアコーディネートの特徴

人気のインテリアスタイルをご紹介しましたが、お気に入りのコーディネートは見つかりましたか。

イメージがつかめても、具体的に形にしていくのは難しい作業ですよね。

そのような方におすすめのサービスが、MAYSのインテリアコーディネートです。

MAYSのインテリアコーディネートとは

MAYSは東京都港区を中心にして、年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを行っています。

お客様の要望をヒアリングし、予算に合わせた最適な家具・インテリアアイテムをご提案いたします。

国内外100社以上の高級家具ブランドにおいてカーテン・照明からインテリアグリーンに至るまで、幅広い商品を取り扱っているのが特徴です。

インテリアコーディネートの流れ

物件にお伺いして内見・採寸をしたうえで、好みや要望に合わせた照明、家具を厳選します。

お客様よりいただいた間取り図と採寸データをもとに、家具レイアウト図も含めたインテリアプランを作成します。

またソファのファブリックやカーテン生地のサンプルをお見せしますので、イメージを膨らませながらコーディネートできるのもポイントです。

打ち合わせは完全予約制のショールームで行うので、人目を気にせずゆっくりとご検討いただけます。

提案商品を直接メーカーで確認したいお客様には、コーディネーターが同行するサービスも行っています。(所定額以上の商品をお求めのお客様向けのサービスです。)

配送手配まできっちりと

複数メーカーの商品を購入すると、支払いや配送手配が複雑で面倒です。

MAYSでは、まとめて購入手続きを行えるため、そのような煩雑さから解放されて気軽にお買い物をしていただけます。

また商品はまとめて同日に、家具の配送・組み立て設置に慣れた業者が伺いますので、忙しいビジネスパーソンでも何日も家具の受け取りに時間を割く必要がありません。

インテリアコーディネートのプロに依頼して、ぜひすてきな空間を演出してみてください。

文・Sayaka i.(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター・福祉住環境コーディネーター)

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