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いま注目のホームステージングとは?物件売買の決め手になるサービス

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転勤やライフステージの変化による転居。

今の住まいを手放す必要があるものの、限られた時間のなかで早く次のオーナーを見つけなければならないとお困りではありませんか。

可能であれば、できるだけ高額で物件を販売したいと考える方も多いでしょう。

また、自身の新居を探す際にインテリアにもこだわりたいが、なかなかイメージがつかずに決めきれないと悩んでいる方もいるかもしれません。

そのような方におすすめしたいのが、ホームステージングサービスです。

迅速・高額に物件の売買を進められるとして近年、中古物件市場で注目を集めるサービスで、不動産に関わる方も着目しています。

本記事では、ホームステージングとはどのようなサービスなのかを詳しく解説します。

サービス内容を詳しく知ることで物件を売るときも買うときも、サービスの価値を享受できるでしょう。

物件売買をスムーズに行い、思い描いている新しい暮らしを実現してみませんか?

ホームステージングとは?

そもそもホームステージングとは、家やマンションを売却するときに、室内を家具や照明、インテリア小物を用いてモデルハウス・モデルルームのように演出することをいいます。

空き家・空き部屋を魅力的に演出して、購買意欲を高めるための施策です。

モデルルームとホームステージングは似ていますが、大きく分けると次のような違いがあります。

  • モデルルーム=未完成の物件をデザインする・新築向けの施策
  • ホームステージング=実際の物件の魅力を引き出す・既存物件・中古物件の販売促進のための施策

海外では家を売るときにより魅力的に見せるホームステージングは当たり前でしたが、近年日本でも中古住宅市場の活発化に伴い注目されるようになりました。

販売する部屋をおしゃれな空間にすることで、購買意欲を高められるといわれています。

「一般社団法人 日本ホームステージング協会」は、2023年1月12日〜2月15日において、第6回目となるホームステージング実態調査を実施しました。

調査対象は、全国でホームステージングを導入している不動産関連会社をはじめ、賃貸オーナー・ホームステージングを提供する会社・ホームステージャー・インテリアコーディネーターなどです。

調査によると、ホームステージングの効果について「非常に効果があった」と回答した方が47%、「少し効果があった」が43%となり、合計90%が効果を実感している結果となりました。

ホームステージングを行うことで、物件販売側は、使わない家具を引き取ってもらえるケースがあります。

一方、物件購入側は、設置家具をそのまま購入できることもあり改めて家具を購入する手間が省けるなど、物件売買以外のメリットも注目を集めている理由です。

参考:ホームステージング白書2022|一般社団法人 日本ホームステージング協会

ホームステージングによって期待できるメリット

ホームステージングでは、物件売買に大きな効果を得られることがわかりました。

ここでは、実際に期待できるメリットについて詳しく解説します。

物件の印象を高められる

空っぽの空間では、実際の生活の雰囲気がつかみにくく、立地や家賃・日当たり・広さなどの諸条件のみで物件の良しあしを判断しなければいけません。

それらの条件が自分の理想と合わなければ、購買意欲も湧かない可能性があります。

しかし、ホームステージングによって暮らしやすさや雰囲気のよさを体感すれば、多少条件が合わなくても譲歩できるポイントに変わり、成約に結びつきやすくなります。

つまり、おしゃれなインテリア空間を演出することで、物件の印象がよくなり購入意欲を高められるわけです。

内見に来てもらいやすくなる

ホームステージングでおしゃれな空間演出ができれば、物件を紹介する情報サイトや、SNS・雑誌・チラシなどに掲載する写真も魅力的に見せることができます。

内見に訪れる人も増え、購入・賃貸の契約につながりやすくなるでしょう。

魅力的な物件であれば競争率も高くなるため、成約を迷っている人の後押しにもなるのではないでしょうか。

部屋の使い方やインテリアがイメージしやすくなる

物件を探している人は家具やインテリアアイテムを見ながら、実際の部屋の広さや間取りに対する「暮らし」を具体的にイメージできます。

これまで漠然としていたイメージが具体的になることで、物件購入の決め手となるでしょう。

また、急な転勤・引っ越しなどで必要な家具をそろえる時間を十分に取れない方にとっては、即決できるポイントになるかもしれません。

迅速に売却できる

物件が売れるまでは、維持管理にコストがかかります。

インテリアの雰囲気がよいというポイントは、購入を決める理由の一つになるので、迅速な売却につながるでしょう。

実際に「ホームステージング白書2022」によれば、不動産売買におけるホームステージング後の成約までの期間は、全体の79%が「少しまたは大幅に短くなった」と回答しています。

参考:ホームステージング白書2022|一般社団法人 日本ホームステージング協会

高値で売却ができる

なかなか売れない物件は、販売額を下げざるを得なくなります。

ホームステージングにより迅速に売却ができれば、高値のままで販売可能です。

また、家具・インテリアアイテムもまとめて販売できれば、付加価値が高い物件になるので、高値での売却につながるでしょう。

ホームステージングにかかる費用について

ホームステージングは、物件売却時にさまざまなメリットが期待できます。

しかし、費用がかかりすぎてしまっては迅速かつ高値で売れたとしても、意味がありません。

ホームステージングにかかる費用は、どれくらいの規模で行うかによって変わりますが、まずは必要になる費用項目を把握しておきましょう。

ホームステージング用の家具はどうする?

まずは、家具やカーテン・照明・小物などの備品にかかる費用が必要です。

それらの家具を用意するには、次の3つの方法があります。

  • 購入:購入時の負担額は大きい分、資産になる
  • レンタルやリース:分割での支払いになるので初期費用を抑えられる
  • 前入居者の家具をそのまま使う:費用はかからないが、家具・インテリアアイテムをオプションにできない

どの方法を用いるかについては、不動産の売却価格との兼ね合いから、費用対効果も含めて判断しましょう。

インテリアコーディネート費用

家具の調達だけでなく、物件をより魅力的に見せるためには、インテリアコーディネーターによるインテリアコーディネートも重要事項の一つです。

ホームステージング白書2022」によると、ホームステージングにおける重要度の高い場所で最も多いのが「リビングダイニング」、次いで「キッチン」という結果が出ています。

例えば、インテリアコーディネートサービスを提供する弊社MAYSの場合、リビングルームのインテリアコーディネート料金(商品代金は除く)は、20,000円(税抜)です。

インテリアコーディネート会社によって、提案内容の合計金額に対する割合で費用を算出する場合と、部屋数や床面積に対して算出する場合とで、対応が分かれますので事前に確認をしてみてください。

参考:ホームステージング白書2022|一般社団法人 日本ホームステージング協会

撮影費用

広告用に写真撮影をするのであれば、その分のコストがかかります。

コーディネートと同様に自分で撮影をするならコスト削減になりますが、魅力的に見せるには専門的なスキル・道具が必要です。

スキル取得にかかる費用や道具代も、予算として見込んでおかなければいけません。

しかし、一度用意することができれば、継続的なコスト削減につながります。

バーチャルホームステージング作成費用

実際の部屋に家具・インテリアアイテムを設置するだけでなく、3Dによるバーチャル空間として見せる方法もあります。

バーチャルホームステージングを行う場合、実物の家具を用意しなくてもよいため費用削減ができますが、CGの作成にあたってコストがかかります。

簡易的な3D作成ソフトやアプリを使い、自分で作成することもできますが、購入意欲を高められるようなクオリティを求める場合は、専門家に依頼したほうがよいでしょう。

ホームステージングの形態について

ホームステージングを行うには、家具・インテリアアイテムを用意しなければいけません。

その方法はホームステージングの形態によって変わり、主に次に挙げる3つがあります。

購入方式

ホームステージングをより魅力的にするために、空間やインテリアテイストにマッチした家具付きで中古物件を販売します。

もちろんテーブル・ソファ・照明などの、家具をあらかじめ用意しなければならないため、事前の費用はかかりますが、付加価値によって高く売れるのがメリットです。

レンタル方式

ホームステージング用に家具を借りる方法です。

物件のインテリアイメージに合わせた家具をレンタルすれば、モデルハウスのイメージに近づけられます。

レンタルは必要な期間だけ借りられるので、無駄な費用がかかりにくい点もメリットです。

また関連して、購入方式のように家具を処分する手間もかかりません。

買い取りができる場合もあり、物件売却時に同時に販売、あるいはサービスとして提供することもできるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

居住者の家具をそのまま使用

すでに居住されている状態でのホームステージングでは、居住者が所有している家具をそのまま利用するケースもあります。

この場合、レンタル代・購入費用はかからないので、コストを削減できます。

ただし、居住者の好みでそろえた家具のため「雰囲気に合っていない」「トレンドと異なる」「内覧者の好みに合わない」などの懸念もあるため、注意が必要です。

また、物件購入者に家具付きという付加価値を提供できないのもデメリットの一つです。

魅力的なホームステージングを叶える3つのポイント!

物件売却時のメリットが期待できるホームステージングですが、より内見者の購買意欲を高めるためにはどのような点を意識するとよいのでしょうか。

ここでは、魅力的なホームステージングを実現するために押さえておくとよい、3つのポイントをご紹介します。

目指すインテリアテイストに合わせた家具を選定する

どのような人向けに物件を販売したいかを考える必要があります。

例えば、単身者向けの物件で、子育てがしやすい家具レイアウトを提案する必要はないでしょう。

物件購入の対象者のライフスタイルや好みに合う家具を選定してみてください。

SNSや雑誌などで、人気の高い家具・アイテムを取り入れたり、トレンド感のある商品を選んだりしてもよいでしょう。

部屋の印象を左右する照明にもこだわる

生活スタイルに合わせた照明計画も重要なポイントです。

例えば、ダイニングでは食事をするだけでなく、在宅ワークを行うといった使い方も考えられます。

照明器具のデザインだけでなく、調色・調光ができる照明を選ぶなどの工夫も必要です。

フロアライト・テーブルライトなどをプラスして、ライフスタイルや時間帯によって使い方を変化させられるように、実用性と演出性の両方を兼ね備えた照明計画を検討するとよいでしょう。

暮らしを豊かにするプラスワンアイテム

お部屋の印象を高めるために、アート・インテリアグリーンなどのプラスのアイテムを取り入れることをおすすめします。

インテリアグリーンはメンテナンスのことを考えて、フェイクグリーンでもよいかもしれません。

また、訪れた人に居心地のよさを体感してもらうために、空調管理や空気清浄も必要です。

内見時にはとくに清掃をしっかり行い、音・香りにも気をつけてみてください。

ホームステージング向けのインテリアコーディネートならMAYSへ

東京港区を中心に年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを手掛けるMAYSでは、ホームステージングにもぴったりのサービスをご提供しています。

モデルルームやオフィスのコーディネートも豊富

MAYSは、モデルルームやオフィス向けのコーディネートも得意としています。

モデルルームリニューアル導入事例

広々としたリビングダイニングでの暮らしがイメージしやすいよう、家具選定・レイアウトを行っています。

重厚感のある内装とエレガントな雰囲気の家具がマッチした空間になりました。

>>事例詳細はこちら

オフィスコーディネート事例

自由な形態で働くオフィスのコーディネートです。空間を有効に活用し、新たな発見を導くプランとなりました。

エントランスを入ってすぐに、ポップなグリーンのソファがお出迎えし、朗らかなコミュニケーションを後押しします。

>>事例詳細はこちら

プロ目線でのコーディネートとワンストップの楽々サービス

現場採寸や図面による採寸で、広さや間取りに合わせた適切なレイアウト、家具選定を行います。

国内外100社以上のブランドから魅力的な家具・インテリアアイテムをご提案し、気に入った商品はご購入も可能です。

また、リース/レンタルサービスも行っていますので、初期費用を抑えてホームステージング用の家具をご用意いただけます。

さらに、異なるブランドの商品も一括購入でき、まとめて配送しています。

ご提案から設置までのワンストップ対応なので、面倒な手続きに煩わされることなく、ホームステージング用の家具を用意できるのが特徴です。

>>MAYSのホームステージング向けページはこちら

まとめて配送で家具立ち会いの負担も少ない

大きな家具は納品・設置も手間がかかり、負担に感じる方も多いのではないでしょうか。

MAYSでは、異なるブランドの家具もまとめて配送・納品を行いますので、面倒なスケジュール調整や立ち会いの負担を減らすことができます。

梱包材の撤去までしっかり対応していますので、納品後はすぐに内見していただける状態になります。

>>ホームステージング向けのサービスお問い合わせはこちら

文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)

03-5402-4600

9:10-17:30 (平日)