ジャパンディスタイルで理想の一人暮らしを実現するためのインテリア術

一人暮らしの限られた空間で、おしゃれなインテリアを実現したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
とくに、昨今よく目にすることが増えた「ジャパンディ」は、日本の侘び寂びと北欧のヒュッゲを融合させたスタイル。
気になりながらも、「狭い部屋でも取り入れられるのか」と不安に感じている方も少なくありません。
一人暮らしの部屋では家具選びやレイアウトの工夫が欠かせませんが、実はミニマリズムの思想も取り入れたジャパンディは、一人暮らしの空間にぴったりのスタイルです。
本記事では、年間1,000件を超える実績を持つインテリアコーディネートのMAYSが、一人暮らしの間取りでジャパンディを取り入れるコツや、おすすめのアイテムを紹介します。
一人暮らしの限られた空間で、ジャパンディを取り入れた洗練された空間を実現するヒントを見つけてみてください。
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ジャパンディとは?

ジャパンディとは、日本の「侘び寂び」と北欧の「ヒュッゲ」が融合したインテリアスタイルです。
ミニマリズムや自然素材、機能美の追求といった特徴があります。
カラーコーディネートは、白・ベージュ・グレーなどのニュートラルカラーと、土や木などの自然を感じさせる茶・ベージュ・グリーンなどのアースカラーを基調としています。
一人暮らしにジャパンディがおすすめの理由
ミニマリズムの考え方に近く、少ない家具で洗練された空間を作れるため、一人暮らしの限られた空間でも実現しやすいインテリアスタイルです。
余白を活かしたレイアウトとニュートラルカラーが、空間を広く感じられる効果をもたらしてくれます。
また、シンプルな構成で掃除や整理整頓がしやすく、手入れの手間が軽減できる点もメリットです。
必要最小限の家具選びになるため、質のよいものに投資でき、限られた予算でも管理しやすい点も一人暮らしに適しているといえるでしょう。
さらに、トレンドに左右されないスタイルなので、引っ越しや模様替えにも対応しやすい点もジャパンディならではの魅力です。
自然素材がもたらすあたたかみと、静かな落ち着きに包まれた空間は、一人暮らしの時間をより豊かにしてくれるでしょう。
このように機能性と癒しを両立できるジャパンディは、一人暮らしにぴったりのインテリアスタイルです。
一人暮らしの間取りでジャパンディを取り入れるコツ

一人暮らしの限られた空間でも、ジャパンディスタイルを実現することは可能です。
ここでは、狭い部屋でも取り入れやすい具体的なコツを3つ紹介します。
ポイントを押さえて、理想のジャパンディを実現してみてください。
空間の余白を意識したレイアウトにする
ジャパンディスタイルならではの「余白」を意識することで、空間の広がりや心の落ち着きを表現できます。
家具は壁際に配置し、動線を確保しながら視線の「抜け」を意識したレイアウトにすることが大切です。
必要最小限の家具に絞り、低めの家具を選んで視覚的な広がりを演出してみてください。
また、空間に余白を作ることで、鏡や間接照明の効果がより際立ちます。
鏡は視線を奥へと導き、間接照明は壁面に陰影を生み出す効果があるので、実際の床面積以上の広がりを感じさせてくれるでしょう。
逆に家具を詰め込みすぎると「余白」のない空間になるだけでなく、生活のしやすさを阻害してしまいます。
例えば、次のような動線を妨げる配置は避けるようにしましょう。
- ベッドと収納家具の間に十分なスペースがない
- 玄関からベッドまでの通路に家具が飛び出している
- 窓への動線が遮られている
自然素材の家具・ファブリックを選ぶ
ジャパンディでは、「侘び寂び」と「ヒュッゲ」を融合させた、あたたかみと落ち着きを演出できる自然素材のアイテムを選びましょう。
おすすめの素材としては、オーク・ウォルナット・チークなどの木材、竹、籐、リネン、コットン、ウール、シルクなどが挙げられます。
また、自然素材の経年変化を楽しみながら長く愛用することも、ジャパンディらしい考え方です。
予算を考慮しながらも、長く使える質のよい木製家具を1〜2点導入するとよいでしょう。
ミニマリズムの考え方が含まれるため、そもそも家具の数は少ないかもしれません。
一方、家具の装飾性が少なすぎると、殺風景で寂しい印象を与えてしまいます。
部屋全体のカラーや素材のトーンをそろえながら、クッションカバーやラグなどの小物でジャパンディらしい「あたたかみ」を取り入れてみてください。
リネンやコットンは洗濯がしやすく、一人暮らしでも手入れが簡単な素材です。
素材を選ぶ際は見た目だけでなく、日々の手入れのしやすさも考慮することで、メンテナンスの負担を軽減できます。
カラーパレットはアースカラーを基調にする
ジャパンディでは、自然との調和を感じられる空間づくりが重要です。
そのためには、自然界に存在する色を取り入れるとよいでしょう。
例えば、心を落ち着かせる効果も期待できる、土や木などの自然を感じさせるアースカラー(ベージュ・ブラウン・テラコッタ・オリーブグリーンなど)が適しています。
原色や派手な色、コントラストが強すぎる配色は避けるようにしてください。
また、部屋全体のトーンをそろえることで、洗練された印象を与えます。
空間のカラーコーディネートをする際は、ベースカラーと呼ばれる床や壁、天井など面積の広い内装材の色から全体のトーンを決めます。
ベースカラーが決まったら、家具やラグ・カーテンなどのメインカラー、クッションやアートなどの装飾品をアクセントカラーとして加えてみましょう。
ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=7:2.5:0.5の割合で取り入れるとよいとされています。
一人暮らしに多い賃貸物件では、壁や床の色を変更できないことがほとんどです。
クッションカバーやブランケットなど、手軽に取り替えができるアイテムで季節感を演出しながら、アースカラーの範囲内で変化をつけるとよいでしょう。
一人暮らしの部屋に取り入れたいジャパンディらしさのあるアイテム
部屋の広さや予算にも限りがある一人暮らしの部屋でも、ジャパンディらしさを演出できる上質なインテリアアイテムを紹介します。
Stone Garden(ストーンガーデン)|TIME & STYLE(タイムアンドスタイル)
侘び寂びの要素を含む「禅」の思想を取り入れたベンチ型ソファです。
純国産の天然い草を使用した畳座や京都の老舗布団店と協力して作られた座クッションは、和の要素を空間にふんだんに取り入れ、心地よい時間をもたらしてくれます。
ミニマルでありながら温もりを感じる造形は、一人暮らしのリビングにも自然に溶け込む存在です。
BRICK(ブリック)|GERVASONI(ジェルバゾーニ)
天然木そのままの質感を活かしたデザインシリーズ「BRICK(ブリック)」のサイドテーブルです。
天然シデの木で作られており、一つひとつ形や表情が異なります。
自然そのままの風合いが、ジャパンディスタイルの空間にマッチします。
素材の表情を楽しむジャパンディ空間に、やさしいアクセントを添えてくれるでしょう。
Formakami|&Tradition(アンドトラディション)
アジアのランタンにインスパイアされた、東洋と西洋が融合したデザインのペンダントライトです。
まさに、和と北欧が掛け合わされたジャパンディにぴったりの照明でしょう。
シンプルさが単調につながりやすいジャパンディですが、独創的な形状の照明をプラスすることでインパクトを与えられます。
3種類の異なる提灯タイプがラインナップされており、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのもポイントです。
またテーブルランプもあるため、リビングや寝室などに配置すれば、ペンダントライトとの統一感が生まれ、空間によりジャパンディらしさが加わります。
まさに、和と北欧の美意識が融合したジャパンディを象徴する照明です。
ファイバーラグ|ZARA HOME(ザラホーム)
自然な風合いを活かした、柔軟性のあるナチュラルテイストのラグです。
ざらざらした手触りが特徴的な素朴な仕上がりは、ジャパンディ空間にマッチし雰囲気を高めてくれるでしょう。
シンプルな家具と組み合わせることで、素材感のコントラストが際立ち、洗練されたジャパンディ空間となります。
高級家具のインテリアコーディネート、家具リースならMAYSへ

MAYSは、一人暮らしの空間でもジャパンディを実現できるインテリアコーディネートサービスを提供しています。
年間約1,000件の実績をもとに、理想の空間づくりをサポートするサービスの詳細を紹介します。
東京都港区を中心に1都3県を主要エリアとしてインテリアコーディネートサービスを展開
MAYSは、東京都港区を拠点に、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県を主要エリアとしてインテリアコーディネートサービスを展開しています。
1R・1Kなどの単身者向けの間取りにも対応しており、一人暮らしの方でも安心してご利用いただけます。
年間約1,000件のコーディネート実績を保有しており、ジャパンディをはじめとしたさまざまなインテリアテイストを提案可能です。
豊富な経験と専門知識を活かし、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なインテリアをご案内しています。
家具・照明・アートまで幅広く提案しトータルコーディネートを実現
家具・照明・カーテン・アート・インテリアグリーンなど、幅広い商品を取り扱っています。
国内外100社以上のブランドを取り扱っているため、ジャパンディにもマッチする商品が見つかるでしょう。
複数の店舗を回る必要がなく、多岐にわたる商品の提案から配送設置までワンストップで対応しているため、手間をかけずに理想の空間を実現できます。
専属コーディネーターが一人ひとりに寄り添ったインテリアを提案
専属コーディネーターがお客様一人ひとりに担当として寄り添い、全行程を通して安心してご相談いただける体制を整えています。
ライフスタイルや好みを丁寧にヒアリングし、一人暮らしの限られた空間や予算に合わせた最適な提案を行います。
ご提案プラン作成前には現地を内見し、採寸・間取りの確認を行うため、生活動線や建物の特徴に合わせた計画が可能です。
また、マンション・戸建て・モデルルーム・オフィスなど、個人邸に限らずさまざまな空間に対応できます。
ジャパンディをはじめ、北欧・モダン・クラシックなど幅広いテイストに精通したコーディネーターが、柔軟にプランを調整します。
MAYSのインテリアコーディネートサービス料金目安
【コーディネート料金】
- 1R/1K(単一間取りの場合) 40,000円
- リビング 20,000円
- ダイニング 20,000円
- ベッドルーム 20,000円
- そのほか1部屋追加 20,000円
- 小物ディスプレイ(1ヵ所) 10,000円
- インテリアプランの変更 5,000円/回
- 追加プラン作成 30,000円/回
- キャンセル料 30,000円
詳しくは、サービス料金ページもご確認ください。
MAYSのインテリアコーディネートサービスご納期目安
お客様の希望納品予定により、全体の進行状況は変動しますが、基本的なスケジュールは以下のとおりです。
- 内見・採寸からプラン作成:最短1週間
- 家具の購入代行手配(在庫確認含む):約1週間
- 購入ご契約から搬入・設置まで:約2~3週間
現地調査や提案から納品まで、最短1ヵ月はかかるため、想像以上に時間がかかると感じられる方も多いのではないでしょうか。
受注生産品や海外取り寄せ品は、納期にさらに時間がかかることも多いため、インテリアコーディネートサービスは、早めにご相談いただくことをおすすめしています。
30秒で申し込み可能なオンライン相談実施中
MAYSでは、30秒で申し込み可能なオンライン相談を実施しています。
店舗やショールームに足を運ぶ必要がなく、自宅から気軽にインテリアの悩みを相談できるため、忙しい一人暮らしの方でも利用しやすいサービスです。
- ジャパンディに興味があるけれど、何から始めればいいかわからない
- 限られた予算や空間で理想のインテリアを実現できるか不安
といったお悩みにも、コーディネーターが丁寧にお応えします。
まずはお気軽にご相談ください。
>>オンライン相談の申し込みやMAYSのサービス内容詳細はこちら
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)



