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賃貸マンションでも簡単にできる!収納力アップのアイデア3選

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収納計画をゼロから決められる注文住宅と違って、賃貸マンションは収納スペースが限られているため、悩んでいる方は多いでしょう。

「物が増え手狭になってきたから引っ越ししようかな」と思っている方、「新居のマンションに引っ越し、どうやって物を収めようか」と迷っている方、さまざまな声を耳にします。

ぜひ収納力アップ術を学んで、必要な物がきちんと収まった快適な暮らしを目指してみてください。

本記事では、年間約1,000件の高級物件をコーディネートしているMAYSの視点で、賃貸マンションでも簡単に取り入れられる収納アイデアを3選ご紹介します。

収納の基礎知識

収納 スペース

わたしたちは、日常生活を行う上で多くの物に囲まれ、たくさんの物を手に入れていますが、その数は一人当たり1,000〜1,500個と言われています。

家族がいれば瞬く間に2倍・3倍となり、それだけの物を管理するのは非常に大変です。

「必要な物を探しても見つからない」「ないと思っていた物が全然関係のないところから出てきた」なんていうのは日常茶飯事という方もいるはずです。

しかし、できればそんなストレスから解放されたいですよね。

この記事では、賃貸マンションに最初から設置されている収納スペースやチェストなどを活用しながら、収納力アップを目指せるアイデアをご紹介します。

収納の種類

家の中には、玄関収納・キッチン収納・衣類収納・生活用品の収納など、さまざまな収納スペースがあります。

収納方法には「見せる収納」「隠す収納」の2種類があり、それらの特徴を踏まえて場所に合った収納方法をセレクトすると、ストレスを軽減し、元に戻しやすい仕組み作りができます。

収納方法の違いは、収納力だけでなく、見た目の印象・部屋の印象にもつながりますので、最初に物の量や配置場所などを考え収納計画を立てましょう。

|見せる収納

見せる収納は別名「オープン収納」とも呼ばれ、お気に入りの物を飾る感覚でしまう方法を指します。

ショップでかばんやファッション小物がディスプレイされているイメージに近く、空間に対して余白を残し、ゆったりと収納できるのが特徴です。

また、頻繁に出し入れが必要な物は見せる収納にするだけで、出し入れの回数が減り、作業効率を上げられます。

見せる収納のメリット・デメリットは以下の通りです。

【見せる収納のメリット】

  • ・どこにあるかすぐにわかる
  • ・出し入れしやすい
  • ・演出方法によってはインテリアのポイントになる
  • ・抜け感がある

【見せる収納のデメリット】

  • ・物が全て見えるため、見た目がごちゃごちゃしやすい
  • ・ほこりや汚れが付きやすい

これらのメリットやデメリットを踏まえた上で、用途や空間に合っていれば見せる収納を選びましょう。

特に人の目に触れるリビングなどに見せる収納を作る場合には、物の量を空間に対して7割までに抑え、ごちゃごちゃとした印象にならないよう注意しましょう。

またキッチンで食器やお気に入りの鍋などを見せる収納にしたいという方は多いですが、ほこりや油跳ねの問題がクリアにできているかもポイントになります。

頻繁に掃除ができない場合であれば、次にご紹介する「隠す収納」が向いているでしょう。

|隠す収納

隠す収納は別名「クローズド収納」とも呼ばれ、多くの収納スペースがこちらに該当します。

扉付き、蓋付き、またオープン収納に布やロールスクリーンなどを組み合わせる収納方法も「隠す収納」になります。

隠す収納のメリット・デメリットは以下の通りです。

【隠す収納のメリット】

  • ・扉などで隠れているため、すっきりと見える
  • ・見せるわけではないので、たくさん物を収納できる
  • ・ほこりや汚れなどから守れる

【隠す収納のデメリット】

  • ・中に何が入っているか忘れやすい
  • ・物の出し入れの際に、ワンアクション増える(扉を開ける、蓋を開けるなど)

隠す収納は、人に見られることが少ないため、多少乱雑に物が入っていても扉や蓋を閉めてしまえばすっきりと見えます。つまり、収納に自信のない方にもおすすめです。

しかしそのメリットの裏返しで、いつの間にか物を増やしてしまったり、どこに入っているか把握できなかったりとかえって使いづらさを感じるケースもあります。

「最近探し物ばかりしている」と感じたら、もう一度収納計画を立て直してみることも大切です。

収納場所の決め方

収納方法を決めたら、次は何をどこに収納するかを決めていきます。

基本は「使用頻度の高い場所の近くに収納スペースを確保する」ことが大切です。

これは出すときはもちろん、しまうときに片付けやすくなる仕組み作りとして一番重要なポイントです。

また使用頻度が低い物や、使う場所が決まっていない物であれば、隠す収納が便利ですが、そのなかでもカテゴリーで分けて収納しておくと使いやすいでしょう。

例えば、衣類ならウォークインクローゼットへ、文房具なら文房具用の引き出しやケースなどを設けて収納するようにします。

いつも出しっぱなしになっていたり、同じ物を探したりしているという方は収納場所が間違っているのかもしれません。

そのような場合は収納場所を見直すチャンスだと思って「使用頻度の高い場所の近くに収納スペースを確保する」ということを徹底してみてください。

賃貸ならではの収納の注意点

賃貸収納 本棚

分譲マンションと違い、賃貸マンションでは以下の2点に気をつけなければなりません。

  • ・壁や床を傷つけない
  • ・最初から大きな収納用品を購入しない

壁や床を傷つけない

賃貸物件の場合は、退去時に「原状回復義務」があり、故意・過失による損傷がなければ、入居時に支払った敷金は返還されます。

しかし一部分が汚れたり傷ついたりした場合でも、広範囲に張り替え作業が生じるケースも多く、敷金が戻ってこないどころか、高額な費用を追加で支払うケースもあります。

そのため、壁に穴を開けたり、床に家具を固定して傷をつけてしまったりすることを避けなければなりません。

収納用品を購入するときは、その点に十分注意をしながら選びましょう。

最初から大きな収納用品を購入しない

賃貸物件での収納計画を立てるときに、最初から大きな収納用品を購入することはおすすめできません

衣類の量、持っている物の量が多い場合は、たっぷりと入る大きな収納用品を購入したくなりますよね。

しかし、次に引っ越しをするときに大きな家具のために持ち運びが大変になったり、新居でサイズが合わなかったりということも考えられます。

今後しばらく引っ越しの予定がない場合であれば問題ありませんが、賃貸の場合は組み立て収納や、パーツごとに取り外しができる物などを組み合わせるのがおすすめです。

また大きな収納用品は、物を増やす要因にもなりかねません。

人の脳は「空白を埋めたくなる」という心理的な性質を持っています。

「せっかく大きなワードローブを買ったのだから洋服をもう少し買っても大丈夫」「大きな本棚が全て埋まるくらいたくさん本を買い集めたい」と、心理的な効果が働いてしまうのです。

まずは、必要な物だけに減らし、その量に見合った収納用品を購入するようにしましょう。

賃貸でも使える収納力をアップさせるアイデア3選

収納アイデア

ここからは、賃貸物件でも使える収納力アップ術をご紹介します。

収納スペースを確保する

住まいは、生きていく上で必要な物を収めることも大切ですが、人が快適に暮らすことが最も大切です。

収納スペースを確保したことで、生活するスペースが大幅に削られたり、生活動線が塞がれたりするのでは本末転倒ですよね。

そうならないためには、収納付きソファや収納付きベッドなど、2つ以上の役割がある物を取り入れる方法がおすすめです。

|収納付きソファ

出典:https://brand-meuble.jp/product/2401/

ソファの脚元の部分を利用した収納付きソファは、比較的大きな収納スペースを確保できるのでおすすめです。

収納付きソファは、写真のような引き出しタイプのほか、跳ね上げタイプもあります。

跳ね上げタイプは出し入れが大変なので、使用頻度の低い季節物で取り替えるラグやこたつ布団などを収納するのに適しています。

頻繁に開け閉めしない場合は、通気性も悪くカビが生えやすいため、ラグなどをきれいに洗濯した状態で除湿剤などと一緒に収納しておきましょう。

|収納付きベッド

収納付きソファと同様に、収納付きベッドも面積の大きい家具なので、広めの収納スペースが確保できます。

こちらも引き出しタイプと跳ね上げタイプの2種類がありますが、跳ね上げタイプは使用頻度の低いオフシーズンの寝具などの収納におすすめです。

ソファと同様、通気性に優れていないため、洗濯したきれいな状態で除湿剤などと一緒に収納しておきましょう。

引き出しタイプであれば頻繁に出し入れが可能なので、洗い替え用のシーツや衣類などの収納にもおすすめです。

|間仕切りと収納を兼用する

リビングとダイニングの間、ベッドとワークスペースの間など、空間をゆるく仕切るアイテムとして収納を活用する方法もあります。

背の高い家具で仕切ってしまうと圧迫感があるので、視線の邪魔にならない程度の高さの収納で間仕切りをするとよいでしょう。

抜け感のあるオープン収納を間仕切りとして使えば、圧迫感を軽減し、どちらの空間からも取り出せるのでおすすめです。

|隙間収納

冷蔵庫と食器棚の間や、洗濯機の横などの隙間を活用した隙間収納もおすすめです。

隙間収納は、10cmほどの幅からオーダーで作れるタイプもあり、空間を上手に使うという点では、生活空間にあまり影響を与えず収納を確保できます。

特に賃貸ではパントリーのないキッチンが多いため、細かい調味料やストックしたい食材などの収納に隙間収納を活用するとよいでしょう。

マグネット収納の活用

最近アイテム数が増え、活用している方が増えているのがマグネット収納です。

冷蔵庫にレシピや予定表を貼り付けるのはもはや定番です。

しかし、それだけではなく洗濯機本体や浴室の壁がマグネット仕様になっていることも多いため、そこでもマグネット収納を活用できます。

床に置いていた物をマグネット収納で浮かせることで掃除が楽になり、空間を有効活用できるでしょう。

キッチンや洗面室ではマグネットフックを付けて、使用頻度の高い物をつり下げれば、ワンアクションで取り出せるので、作業効率が上がります。

浴室のシャンプーやソープ類をマグネット収納で浮かせれば、ぬめりを防止でき、掃除が楽になります。

今では、マグネット収納がホームセンターやネットショッピング、100円均一などにも豊富に展開されているので、耐荷重をよく確認した上で取り入れてみてください。

収納扉裏の活用

最後に収納扉の裏に収納スペースを設ける方法です。

SNSなどを中心に、「こんなところにも収納できるんだ!」と感心するようなアイデアがたくさん投稿されています。

キッチンの引き出し内に突っ張り棒を設置して鍋蓋を立てて収納したり、収納扉の裏にフックを付けて調理道具をつり下げたりなど、工夫次第で空間を上手に利用できます。

収納扉の裏だけでなく、部屋のドア上部に引っ掛けるドアハンガーや、クローゼット裏に取り付けられる小物収納など、さまざまなアイテムも販売されています。

チェストやキャビネットを購入することとは違い、扉裏を利用することは空間を狭める心配もなく、手軽に簡単に収納力を増やせます

賃貸のインテリアコーディネートでお困りならMAYSへ

maysインテリア例

新居に引っ越したときは、収納計画のほかにも部屋のインテリアコーディネートや大型家具の購入など、あれこれと決めなければならないことがありますよね。

簡単に買い直しのできないような大型家具の購入や、一度作ってしまったらなかなか変更する気になれない衣類の収納などは、最初の仕組み作りが肝心です。

しかし、イメージを形にしていく作業は簡単なようで、実はとても難しいものです。

そんなときは、プロのインテリアコーディネーターに相談してみてはいかがでしょうか。

MAYSのインテリアコーディネートとは

MAYSは東京都港区を中心にして、年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを行っています。

お客様のご要望をヒアリングし、ご予算に合わせた最適な家具・インテリアアイテムをご提案いたします。

国内外100社以上の高級家具ブランドにおいてカーテン・照明からインテリアグリーンに至るまで、幅広い商品を取り扱っているのが特徴です。

インテリアコーディネートの流れ

物件にお伺いして内見・採寸をしたうえで、お好みやご要望に合わせた家具を厳選します。

お客様よりいただいた間取り図と採寸データをもとに、家具レイアウト図を含めたインテリアプランを作成します。

またソファのファブリックやカーテン生地のサンプルをお見せしますので、イメージを膨らませながらコーディネートできるのもポイントです。

お打ち合わせは完全予約制のショールームで行うので、人目を気にせずゆっくりとご検討いただけます。

ご提案商品を直接メーカーで確認したいお客様には、コーディネーターが同行するサービスも行っています。(所定額以上の商品をお求めのお客様向けのサービスです。)

配送手配まできっちりと

複数メーカーの商品を購入すると、支払いや配送手配が複雑で面倒です。

MAYSでは、まとめてご購入手続きを行えるため、そのような煩雑さから解放されて気軽にお買い物をしていただけます。

また商品はまとめて同日に、家具の配送・組み立て設置に慣れた業者が伺いますので、忙しいビジネスパーソンでも何日も家具の受け取りに時間を割く必要がありません。

インテリアコーディネートのプロに依頼して、ぜひすてきなソファを見つけてください。

文・caramel(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター)

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