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ペンダントライトを取り入れて寝室をおしゃれで快適な空間に

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家で過ごす時間が増え、今まで見過ごしてきた自分の内側に目を向けた方も多いのではないでしょうか。

長引く不安のなか、食事や睡眠の面から免疫力の向上に気を配るようになった方も多いでしょう。

人が健康に暮らしていける三大要素「食事・運動・睡眠」のうち、「睡眠」と照明には深い関係があり、特に寝室に取り付ける照明はこだわって選ぶことが大切です。

しかし照明選びは種類やデザインだけでなく、明るさや色温度などさまざまな要素があり、寝室に適したライトを選ぶのは難しいですよね。

そこで、本記事では年間約1,000件の高級物件をコーディネートしているMAYSの視点で、寝室におすすめのペンダントライトについて解説します。

ぜひ寝室にペンダントライトを取り入れて、おしゃれで快適な空間を作ってくださいね。

ペンダントライトの特徴

寝室 ペンダントライト

住宅で一般的に使われるライトの種類は、大きく分けると以下の8種類です。

  • シーリングライト
  • ペンダントライト
  • スポットライト
  • ダウンライト
  • ブラケットライト
  • シャンデリア
  • シーリングファン
  • スタンドライト

部屋全体を明るくしたり、部分的に明るさを足したり、ライトの種類によって役割はそれぞれ異なります。

なかでも、今回は寝室にもぴったりなペンダントライトの特徴について解説します。

【ペンダントライトの特徴】

ペンダントライトとは、天井からチェーンやコードで吊り下げるタイプの照明を指します。

部屋全体を照らすシーリングライトに比べ光源の位置が低いため、照らす範囲が狭く「部分的に明るさを足す」「部屋にやわらかい雰囲気をもたらす」のが特徴です。

光の性質からほんのり明るくできるダイニングテーブルの上や、寝室におすすめのライトになります。

またペンダントライトは、シェード(コードの先についた傘のような部分)のデザイン性が高いのも特徴です。

シェードの材質は、ガラス・木製・和紙・布・アイアンなど部屋の雰囲気に合わせて豊富なデザインのなかから選べます。

ほかの家具の材質と合わせたり、インテリアスタイルの特徴に合わせたりと部屋のアクセントとしての役割も担います。

寝室にペンダントライトを設置するメリット・デメリット

寝室 特徴的なペンダントライト

ペンダントライトの特徴を活かして、寝室にペンダントライトを設置するメリットについて解説していきましょう。

寝室にペンダントライトを設置するメリット

寝室にペンダントライトを設置するメリットは以下の3点です。

  • 部屋のアクセントになる
  • 陰影をつくる
  • 落ち着いた空間を演出できる

部屋のアクセントになる

ペンダントライトは、ライトのなかでもデザイン性の高いシェードが多いため、部屋のアクセントとして一役買ってくれます。

昨今、地震への備えとして寝室にはできるだけ多くのものを置かず、倒れてくるようなものを排除すべきであるという考えが定着してきました。

そこで寝室をお気に入りの空間にするため、デザイン性の高いペンダントライトを設置することで、空間にアクセントをつけられます。

和紙製のシェードを取り入れたり、インダストリアルなアイアン製のライトを取り入れたりと工夫することで、インテリアスタイルのワンポイントになります。

照明をつけない昼間でも殺風景な部屋をグッと雰囲気のある空間に仕上げてくれるので、少し物足りないと思う寝室は、ペンダントライトを取り入れてみてはいかがでしょうか。

陰影をつくる

ペンダントライトは光源が天井から離れているため、ライトをつけたときに部屋に陰影をもたらし、雰囲気のある空間演出が可能です。

ライトから放つやわらかい光を眺めているだけでリラックスできるペンダントライトや、天井や壁に映し出す陰影が美しいものもあります。

ぜひお気に入りの1点を探してみるといいでしょう。

落ち着いた空間を演出できる

シーリングライトに比べ、照らす範囲が狭いため明るすぎず、落ち着いた空間を演出できることも寝室におすすめの理由です。

睡眠に関する研究によると、就寝1〜2時間前から明るすぎないやわらかい光に変えることで睡眠の質が向上すると言われています。

光の強さを抑え、ふんわりと部屋を照らしてくれるペンダントライトは、落ち着いた寝室にぴったりのライトです。

ペンダントライトの中に取り付ける照明を電球色(オレンジ色の光)にすると、より落ち着いた目にやさしい光となります。

寝室にペンダントライトを設置するデメリット

やさしい光で落ち着いた寝室を演出できるペンダントライト。

しかし、ペンダントライトにも以下のようなデメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

  • シェードの高さによっては邪魔になることがある
  • 照らす範囲が狭いため暗くなる

シェードの高さによっては邪魔になることがある

吊り下げるシェードの高さによっては、頭上近くの位置関係から行動の邪魔になることがあります。

シェードの高さは大抵の場合変えられるので、実際の生活を想定した上で調整し、設置しましょう。

特にベッドから起き上がったときに光源がぶつかるような高さは大変危険です。

ベッドの位置を変えたり、シェードの高さを変えたりして危険を回避しましょう。

照らす範囲が狭いため暗くなる

ペンダントライトで部屋全体を明るくすることは難しいため、書斎や勉強部屋を兼ねている場合には不向きです。

そのような場合には、書斎の机にスタンドライトを置くなどして明るさを足すことで解決できます。

「寝室には仕事を持ち込まない」「読書をする場合にはスタンドライトをプラスする」など、目にやさしい光を心がけることで、体に配慮した空間づくりが重要です。

寝室に合わせたペンダントライトの選び方

寝室 シェードが美しいペンダントライト

ペンダントライトは、シェードの種類によってさまざまなデザインから選択できます。

ここでは、寝室に向いているペンダントライトについて解説します。

光源が直接見えないものを選ぶ

寝室では、天井を見上げることが多いので、光源が直接見えるものはまぶしく感じてしまいます。

そのためベッドの真上にライトを設置する場合には、シェードが電球を覆う形になっていて光源が直接見えないタイプのシェードを選びましょう。

寝室は家族構成の変化により模様替えをするケースも多いため、ライトの位置にかかわらずあらかじめ光源が直接見えないタイプを選んでおくと、レイアウト変更時にも安心です。

オレンジ色の光を選ぶ

入眠直前の光は、昼白色(自然光に近い色)や昼光色(青みがかった色)よりも、電球色や低い色温度の蛍光灯(オレンジ色)が望ましいとされています。

色温度を下げることで、やわらかい光となり円滑な入眠をサポートできるからです。

寝室が書斎などを兼ねている場合には、昼白色から電球色に調光できるタイプの電球もあるので、そのようなタイプを選ぶとシーンに合わせて使用可能です。

豆電球(常夜灯)がついているものを選ぶ

睡眠時は、部屋を真っ暗にして寝たい方と、常夜灯をつけたままで寝たい方がいますよね。

夜中に起きることがある場合には、通常のライトをつけてしまうと脳が覚醒し、なかなか寝つけなくなると言われています。

そのような場合には、常夜灯などのわずかな明かりのあるほうが安心して眠れるため、常夜灯に切り替えられる照明を選ぶと安心です。

リモコン付きの照明を選ぶ

寝る前にベッドの中で、スマートフォンやタブレットを使って読書や動画を見る時間が、平日唯一のリラックスタイムという方も多いでしょう。

ブルーライトの強い光は就寝前にはあまりおすすめできませんが、暗いなかで画面を見るよりは部屋の明かりをつけた状態で見るほうが目にはおすすめです。

寝室で読書や動画を視聴したい方には、ベッドの中から調光・消灯操作ができるリモコン付きの照明がおすすめです。

眠くなったときに起き上がって照明を消すよりも、リモコンで操作できればスムーズな入眠につながるでしょう。

安全性の高いシェードを選ぶ

地震大国の日本では、特に寝室の安全性を確保することが大切です。

実際に、東日本大震災では公立校の照明器具の落下によるけがなどが多く報告されています。

シェードを選ぶときにも、万が一のことを考えて落下しても安全性の高いものを選ぶといいでしょう。

ガラス製のペンダントライトはキラキラと透明感があり非常にすてきですが、安全性を考えると寝室にはおすすめできません。

特にベッドの頭上に照明がくる場合には、ガラス素材に似たアクリル製のシェードや、万が一の落下に備えて素材が軽いものを選ぶとより安心です。

寝室におすすめのペンダントライト

ペンダントライト おすすめ

ここからは寝室におすすめのペンダントライトを4点ご紹介します。

部屋のインテリアスタイルに合わせて色味やデザインにこだわり、色温度やリモコンなどの機能にも着目しながら選んでみてください。

糸鞠(いとまり)|ODELIC(オーデリック)

糸の重なりが生み出す繊細なあかりが特徴の糸鞠(いとまり)。

下面に広がる4つの葉模様が特徴的で、上を見上げることの多い寝室にはぴったりのペンダントライトです。

和風スタイル、和モダンスタイルはもちろん、流行のジャパンディスタイル(和風と北欧風が融合したインテリアスタイル)にもぴったりのアイテムです。

JAKOBSSON® LAMP(ヤコブソンランプ)|yamagiwa(ヤマギワ)

スウェーデンのデザイナー、ハンス-アウネ・ヤコブソンが日本のインテリアに合わせてデザインし、JAKOBSSON LAMP(ヤコブソンランプ)が作られました。

じっくり自然乾燥させたヨーロッパ産のパイン(マツ)材を、薄くスライスして取り入れたデザインが特長です。

長年にわたり、ヤコブソンのデザインを代表する作品となっています。

薄いパイン材のシェードを通して、ほのかな光のぬくもりが感じられ、人間味あふれるやさしいあかりが和風だけでなく洋風の寝室にもぴったりです。

パイン材は、時間の経過とともに色に深みと味わいが増していき、永く使い続けたい照明です。

PH Artichoke(PH アーティチョーク)|Louis Poulsen(ルイスポールセン)

シンプルで美しいデザインが特徴の、Louis Poulsen(ルイスポールセン)のペンダントライトです。

72枚の羽根がつくりだす完璧なグレア・フリーの光が、空間を照らし、部屋全体を華やかな印象にしてくれます。

それぞれの羽根の内側が光を反射して下のシェードを照らし、器具全体が美しく発光します。

心地よい照明として、明かりを消してもオブジェとしての存在感が際立つでしょう。

色はブラック・ホワイト・ステンレスなど5色から選べるので、インテリアテイストに合わせたお気に入りの1点が見つけられます。

金沢箔|ODELIC(オーデリック)

ODELIC(オーデリック)から販売されている日本の美意識が生きる新しいあかり「made in NIPPON」シリーズの「金沢箔」。

使用している金箔は「本金箔四号色」と呼ばれる金94.4%、銀4.90%、銅0.60%の配合率であり、化粧品や食料品にも使用されている金箔です。

伝統工芸とモダンを融合させたこのシリーズは、やわらかい光と繊細さを兼ね備え、やさしくお部屋を照らしてくれます。

ペンダントライトと同じシリーズからブラケットライト(壁に取り付ける照明)も販売されているので、セットでお部屋の雰囲気を作り上げるのもおすすめです。

寝室のインテリアコーディネートも実績豊富なMAYSへおまかせ

maysへ

照明は、部屋のインテリア性や雰囲気を大きく左右するアイテムです。

デザイン重視で選んでしまうとなんとなく部屋の雰囲気に合わなかったり、照明が明るすぎたり、暗すぎたりといった問題も発生します。

そのようなときは、プロのインテリアコーディネーターに相談してみてはいかがでしょうか。

MAYSのインテリアコーディネートとは

MAYSは東京都港区を中心にして、年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを行っています。

お客様の要望をヒアリングし、予算に合わせた最適な家具・インテリアアイテムをご提案いたします。

国内外100社以上の高級家具ブランドにおいてカーテン・照明からインテリアグリーンに至るまで、幅広い商品を取り扱っているのが特徴です。

照明は、本記事でご紹介したODELIC(オーデリック)、Louis Poulsen(ルイスポールセン)、ヤマギワ株式会社の取り扱いもあります。

「寝室におすすめのペンダントライト」で紹介したペンダントライトもすべて取り扱っておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。

インテリアコーディネートの流れ

物件にお伺いして内見・採寸をしたうえで、好みや要望に合わせた照明、家具を厳選します。

お客様よりいただいた間取り図と採寸データをもとに、家具レイアウト図も含めたインテリアプランを作成します。

またソファのファブリックやカーテン生地のサンプルをお見せしますので、イメージを膨らませながらコーディネートできるのもポイントです。

打ち合わせは完全予約制のショールームで行うので、人目を気にせずゆっくりとご検討いただけます。

提案商品を直接メーカーで確認したいお客様には、コーディネーターが同行するサービスも行っています。(所定額以上の商品をお求めのお客様向けのサービスです。)

配送手配まできっちりと

複数メーカーの商品を購入すると、支払いや配送手配が複雑で面倒です。

MAYSでは、まとめて購入手続きを行えるため、そのような煩雑さから解放されて気軽にお買い物をしていただけます。

また商品はまとめて同日に、家具の配送・組み立て設置に慣れた業者が伺いますので、忙しいビジネスパーソンでも何日も家具の受け取りに時間を割く必要がありません。

インテリアコーディネートのプロに依頼して、ぜひすてきな寝室空間を演出してみてください。

文・Sayaka i.(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター・福祉住環境コーディネーター)

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