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ファブリックソファのお掃除方法をご紹介!清潔で快適なソファを長く使う秘訣

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ファブリックソファは、汚れを吸収しやすいイメージがありますよね。

ソファは毎日使用するからこそ汚れも蓄積しやすく、掃除の仕方を間違うと大切なソファにかえってダメージを与えてしまうことになるかもしれません。

本記事では、ファブリックソファの正しいお掃除方法について解説します。

ファブリックソファの基本的な掃除方法や汚れてしまった場合の対処法、汚れ対策などをご紹介します。

愛用のソファを長く使い続けるためにも、ファブリックソファを丁寧に扱いましょう。

記事後半では、ソファに限らずインテリアコーディネートをトータルに手がける、弊社のインテリアコーディネートサービスもご紹介します。

ファブリックソファの種類

グレーのファブリックソファ

ファブリックソファは、ソファ本体のカバーが布地で作られているソファです。

ただ、一言でファブリックソファと言っても、使われている生地に含まれる繊維や織り方、仕上げ方によって多くの種類があり特徴も異なります。

それぞれの繊維素材にはメリットとデメリットがあり、ソファに用いられるファブリック生地は、ほとんどの場合、複数の繊維素材を混合して織ります。

そのため、ファブリックソファを選ぶ際には、使用されている繊維素材の割合を確認して、生地の特性を見極めておきましょう。

汚れやすさやお手入れのしやすさにも関係する、ファブリックソファの素材についてご紹介します。

化学繊維の素材

ファブリックソファに使用される化学繊維には、ポリエステル・アクリル・ナイロン・レーヨンなどがあります。

天然素材と比べると、シワや型崩れに強く丈夫で、速乾性もあるので扱いやすいでしょう。

ただ、吸湿性が低く摩擦に弱いので、毛玉ができやすいというデメリットもあります。

また天然繊維素材と比べると、化学繊維素材は短期的には丈夫ですが、ソファを使用して年数が経過していくと劣化してしまうので、寿命は短いと言われます。

天然繊維の素材

ファブリックソファの生地に含まれている天然素材には、コットン・ウール・麻・シルクなどがあります。

コットンはふんわりしていて気持ちのいい触り心地ですが、吸水性がいいので水分や油分などの汚れが染み込みやすいのも特徴の一つです。

ウールはコットンと同様に感触のいい素材ですが、撥水性が高いので汚れは染み込みにくい素材です。

シルクはなめらかで上質な印象があり繊細な素材ですが、湿気に強い特色があります。

麻は、さらっとした感触をしていて、通気性が高く乾燥して硬くなりやすいのが特徴です。

天然繊維素材は、肌触りや耐久性のよさというメリットがある一方で、水分・熱・乾燥などに対して弱いこともあり、しわ・伸び縮み・カビ・害虫などに悩まされる可能性があります。

起毛素材

スエード調やコーデュロイなどの起毛素材は、やわらかくあたたかい手触りと高級感のある雰囲気が特徴です。

毛が立っているため、チリやホコリが絡まりやすく、汚れが付いたら取れにくいので、お手入れやお掃除は丁寧に行う必要があります。

ファブリックソファの基本的なお掃除方法

掃除用品イメージ

ファブリックソファは表面が布素材なので、洋服と同じように汚れが付くと、水分や油分がしみ込んだり、繊維に絡まったりしやすい傾向があります。

そのため、日々のお掃除は欠かせません。

布地の特性や汚れの種類によって、特別なお掃除が必要なこともありますが、ここではファブリックソファの基本的なお掃除方法をご紹介します。

ブラシや掃除機でゴミを取る

ファブリックソファは、日常的にやわらかいブラシや掃除機のアタッチメントを使って、小さなゴミやホコリを取り除きましょう。

毛髪やフケ、食べかすや糸くずなどは、気づかないうちにファブリックソファの繊維に蓄積しています。

背もたれと座面などの隙間にたまりやすいので、丁寧にお掃除をしてください。

粘着テープを使用したり、強くこすったりすると、生地にダメージを与えてしまうこともあるので注意しましょう。

また、毛玉ができていれば、はさみで毛玉の根元から切り取りましょう。

汚れを落とす

チリやホコリが取れたら、次は水拭きです。

ぬるま湯で固く絞った布を使い水拭きを行いましょう。

目立った汚れがない場合は、水拭きで十分です。

必要以上にファブリックソファの表面を濡らしたり、こすったりしないように注意しましょう。

洗剤や酸素系漂白剤を使う

水拭きで取れない汚れには、中性洗剤を使用します。

少量の中性洗剤を混ぜたぬるま湯を布や綿棒などに付けて、汚れている部分を軽く叩いていきます。

汚れを広げないように外側から内側に向けて、やさしく叩きましょう。

汚れが浮き出たら、汚れと洗剤をきれいに拭き取ります。

中性洗剤で取れない場合は、酸素系漂白剤や重曹を使用してみてください。

汚れや洗剤類を拭き取ったあとは、もう一度丁寧に水拭きをして拭き残しがないようにしましょう。

しっかり乾燥させる

水拭きや洗剤類を使用したあとは生地が湿っているので、やわらかい布で乾拭きをし、窓を開けるなど風通しをよくして、しっかりと自然乾燥させましょう。

ドライヤーやアイロンなどを使い高温で乾燥させる場合は、生地を傷めてしまう可能性があるので注意してください。

ダニを退治する

汚れを取って乾燥させたらファブリックソファのお掃除は終了ですが、ダニ退治をしておくことをおすすめします。

専用の薬剤や高温乾燥でダニを死滅させましょう。

高温乾燥をする場合は、スチームアイロンを浮かせてかけたり、濡れタオルの上からアイロンをかけたりします。

アイロンを直接当てると、生地を傷めてしまう可能性が高いので気をつけてください。

60度以上の高温でダニが死滅したら、ダニの死骸を吸引クリーナーや掃除機で吸い取りましょう。

通常の掃除機では吸い取りきれないこともあるので、できるだけ強力な吸引クリーナーを使用してください。

また、布団乾燥機でダニを死滅させる場合は、ソファの上に毛布やブランケットをかけて中で熱がこもるようにしましょう。

高温処理でダニを死滅させたら、必ず死骸を吸い取ります。

ダニの死骸が残っていると、その死骸をえさにまたダニが繁殖するので丁寧に作業をしてください。

除菌・脱臭の対策を行う

最後には、ぜひファブリックソファの除菌や脱臭対策を行いましょう。

市販の商品を使用するか、人や環境にやさしく、殺菌・消臭効果が期待できる重曹を使用します。

粉の重曹を使用する場合、重曹を振りかけて3時間から半日おいたあと、重曹を吸い取ります。

重曹をきれいに取り除いた後は、固く絞った布で水拭きをしてください。

重曹を水に溶かした重曹水を使用する場合、霧吹きで重曹水をかけるだけです。

【状況別】ファブリックソファにシミや汚れがついてしまった際のお掃除方法

掃除イメージ

リビングの中心で家族が集まってくつろぐ際には、よくソファが使われます。

飲食をしたり、遊んだり、趣味を楽しんだりしているなかで汚れやシミが付いてしまうのは、仕方がないことです。

それぞれのシミができる状況によって、ファブリックソファのお掃除方法も異なるので、ご紹介します。

どのような場面でも適切に対処ができるようにしましょう。

以下は、各場面で共通するファブリックソファの基本的なお掃除手順です。

1.汚れが付いたら、なるべく染み込ませないように素早く拭き取る
2.ぬるま湯で固く絞ったタオルを使い水拭きする
3.シミの外側から内側へ軽く叩いて汚れが広がらないように、余計な部分まで濡らさないように注意する
4.中性洗剤、重曹、酸素系漂白剤を使用して汚れを落とす
5.汚れと洗剤類を拭き取ったら、再度ぬるま湯で固く絞ったタオルを使い水拭きをする
6.乾いたタオルを使いしっかり乾かす

飲み物やしょうゆなど水溶性の汚れのお掃除方法

ソファでリラックスしながら飲みたくなるコーヒーやワインなどをこぼしてしまうと、目立つ色のシミができます。

これは、油分を含んでいない水溶性のシミです。

料理で油と混じっていなければ、しょうゆのシミも水溶性なので同じように対処が可能です。

ある程度汚れを拭き取ったら、ぬるま湯で固く絞ったタオルを使い水拭きをしましょう。

水拭きだけで汚れが落ちない場合は、食器用の中性洗剤を混ぜたぬるま湯で、固く絞ったタオルを使い汚れを取りましょう。

汚れが付いてから時間の経っていない水溶性のシミなら、汚れが取れるはずです。

汚れが取れたら、きれいな濡れタオルやキッチンペーパーなどでソファ表面に残った洗剤と水分を拭き取り、最後に乾いたタオルを使ってしっかり乾燥させたら終了です。

このように、水溶性のシミは、食器用中性洗剤で比較的簡単に落ちます。

ただ、色の付いていない水であっても放っておくとシミになるので、水分がファブリックソファに付いた場合はすぐに拭き取りましょう。

中性洗剤については、食器用にこだわらなくてもリビング用や洗濯用でも使用できます。

水性インクのお掃除方法

ソファで水性ペンを使用していると誤ってファブリックソファに付けてしまったり、子どもが遊んでいると高確率で汚してしまったりします。

水性インクも水溶性の汚れなので、飲み物のシミと同様に中性洗剤で落とせますが、せっけん水でも十分です。

ぬるま湯100mlに対して数滴液体せっけんを垂らして作ったせっけん水を、霧吹きや綿棒などで、インクが付いた箇所に付けて汚れを落としましょう。

ペンの汚れは小さいことが多いので、広範囲に濡らしてしまわないように注意してください。

汚れが浮き出たら、キッチンペーパーや綿棒できれいに拭きとり、水拭き後しっかり乾かしたら、水性インクのお掃除は終了です。

血液のお掃除方法

血液がファブリックソファについてしまった場合、大切なのは使用する水の温度です。

水溶性の汚れを落とす際は、生地を傷めないようにぬるま湯を使用しますが、血液は30度以下でないと落ちにくいので、ぬるま湯より少し冷たく感じる温度の水を用意しましょう。

手順は水溶性のシミと同じですが、水拭きだけで落ちなければ、中性洗剤→重曹→酸素系漂白剤の順に試してみてください。

重曹は大さじ一杯程度の水でペースト状にして汚れた箇所に塗り、30分程度放置した後に拭き取る方法がおすすめです。

または、中性洗剤と重曹を1対1で混ぜた液で染み抜きをしてみてください。

重曹を使用しても落ちなければ、酸素系漂白剤を薄めて使用しましょう。

漂白剤はシミに付けたら30分程度放置して拭き取ります。

中性洗剤も重曹も漂白剤も使用後に拭き取ったら、必ず再度水拭きをしてしっかり乾かすことを忘れないでください。

尿のお掃除方法

ソファの上で子どもやペットがおもらしをしてしまい、シミができたら、酢・クエン酸・レモン汁などを使用してお掃除をしましょう。

尿も水溶性なので、手順は水溶性のシミと同様です。

ぬるま湯を使った水拭きや中性洗剤の使用で、シミは取れるかもしれませんが、尿の臭いの対処もしなければいけません。

酢水などの酸性の液体を使用して、汚れと一緒に臭いも落としましょう。

酢水は、お酢1に対してぬるま湯2の割合で作り、霧吹きやタオルなどでシミに付けます。

軽くたたいて汚れを取りながら、臭いがなくなるまで続けましょう。

臭いがなくなったら、ぬるま湯で水拭きと乾燥をさせてお掃除完了です。

バターなどの脂っこい汚れのお掃除方法

脂っこい料理やチョコレートなどの汚れは、しつこいので水溶性のシミより大変です。

水拭きをしたあと、食器用中性洗剤や重曹、酸素系漂白剤を使って落ちなければ、最終手段としてベンジンを使用してみてください。

ベンジンは色落ちの危険があるので、ファブリックソファの目立たない部分で色落ちしないか確認してから、油汚れに対処しましょう。

少量ずつシミを軽く叩くように汚れを浮かし、拭き取ったあとは念入りに水拭きと乾燥をさせてください。

なお、ベンジンは石油でできており、引火性が高い特徴があります。使用する際は、火の近くを避けて取り扱いには十分に注意しましょう。

油性インクや化粧品のお掃除方法

油性インクや化粧品などの汚れには、食器用中性洗剤、重曹、酸素系漂白剤で対処しましょう。

小さな汚れの場合は、綿棒やブラシを使用します。

どうしても落ちないときは、ベンジンやクレンジングオイルを試してみてください。

クレンジングオイルは化粧品の汚れを落とすことができますが、クレンジングオイル自体もシミとなって残る可能性があります。

汚れを拭き取ったあとの水拭きを丁寧に何度も行って、シミが残らないようにしましょう。

ファブリックソファを長持ちさせるための汚れ対策

防水スプレーイメージ

汚れが付きやすいファブリックソファだけに、事前に汚れの付着を防止できたら助かりますよね。

ここでは、汚れを防止する方法についてご紹介します。

事前に対策をして、ファブリックソファを長く愛用できるようにしましょう。

防水スプレーを使用する

ファブリックソファには、水分も油分も染み込ませたくありません。

お手入れやお掃除をしたあとには、防水スプレーや撥水スプレーを吹きかけましょう。

そして、そのあとはしっかり乾かしてください。

スプレーに使用されている成分が、フッ素系樹脂なら水溶性の汚れをはじき、シリコン系樹脂なら水溶性にも油性にも対処できます。

カバーリングソファを取り入れる

ファブリックソファは、カバーリングタイプが多いので、買い替えや新規購入の際には、カバーリングソファを検討してみましょう。

汚れたときだけでなく、定期的なお手入れとしてカバーを取り外して丸ごと洗うと、清潔なソファを保てます。

汚れやダメージがひどいときは、カバーだけ新しいものに交換もできます。

日々のお手入れを怠らない

お部屋を毎日掃除するように、ファブリックソファも日頃からお手入れを欠かさないようにしましょう。

掃除機やブラシ掛け、固く絞った布での水拭きなど、簡単なお手入れなら、日課にできそうです。

気づかないうちに蓄積される汚れを防いでおくと、ソファの劣化も遅らせることができます。

ファブリックソファのインテリアコーディネートならMAYSにお任せ

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弊社MAYSでは、国内外の多くのブランドに精通しているので、お客様にあったファブリックソファを提案できます。

ソファだけでなく、お客様のご要望や生活スタイルに応じて、家具家電・リネン・アート・グリーンまでインテリアをトータルにコーディネートいたします。

ハイグレード物件を取り扱うことの多い弊社ですが、予算に合わせてリースアップ商品の掘り出し物をご紹介することも可能です。

プライベートに配慮して、同じコーディネーターが一貫して担当し、弊社ショールームは完全予約制になっているので、ご安心ください。

忙しいお客様の手を煩わせないよう、複数ブランドの商品であってもご都合のいい日時に一度で搬入・設置いたします。

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