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1LDK・一人暮らしの部屋で縦長間取りを活かしたレイアウトのポイント!

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SNSにあふれるすてきなインテリアコーディネートを見て、アイテムはそれほど変わらないのに、なぜか自宅のパッとしない雰囲気や、無駄な動線があるレイアウトに不満を感じていませんか。

家具のレイアウトは、その間取りの特徴に合わせて行うことで、部屋を広く見せたり、無駄のない動線を作り出せたりとすてきな空間を演出できます。

そこで本記事では、年間約1,000件の高級物件をコーディネートしているMAYSの視点でインテリアコーディネートのコツを解説します。

縦長1LDKの間取りの特徴を活かしたレイアウトを行い、おしゃれで快適な一人暮らしを手に入れてみてください。

1LDK縦長間取りの特徴

縦長間取り 特徴

1LDKは、一人暮らしの方にとても人気のある間取りです。

LDKのほかに個室が一部屋あるため、プライベートスペースとパブリック(公共)スペースに分けやすく、個室は寝室や仕事部屋、クローゼットなどに使われます。

また1LDKはファミリー世帯が利用することもあるため、1K・1R・1DKに比べ、室内が充実している点も魅力の一つです。

1LDKと一言で言っても、LDKの形状の違いから「正方形LDK」「縦長LDK(間口が狭く、奥行きが長い)」「横長LDK(間口が広い)」「変形LDK」の4種類に分けられます。

本記事では、分譲マンション、賃貸物件に最も多い縦長1LDKのおすすめレイアウト縦長1LDKに合う家具などをご紹介します。

縦長1LDK間取りのメリット

まずは縦長1LDKにおける間取りのメリットについて解説します。

|リビングとダイニングキッチンの空間を分けやすい

縦長の1LDK間取りのメリットは、リビングとダイニングの空間を分けやすい点です。

通常、キッチンの前または横にダイニングテーブル、窓際の明るい場所にリビングスペースを設けます。

キッチンからの動線の関係でダイニングテーブルの置き場所が必然的に決まり、残りのスペースをリビングスペースにするため、あまり悩まずに家具のレイアウトをできる点が縦長1LDKの特徴です。

|壁面が十分にあるため、家具を置きやすい

縦長1LDKの間取りは壁面がたくさんあるため、家具のレイアウトがしやすい点もメリットです。

横長LDKの場合は、開口部(窓やドアなど)が多く壁も少ないため、背の高い家具をレイアウトしようとすると置き場所に困ります。

その点、縦長LDKの場合は角部屋ではない限り、キッチンからリビングまで縦長で両サイドに壁があるため、家具をレイアウトしやすくなります。

壁があるからと言って、全ての壁面を家具で埋めてしまうと圧迫感が出てしまうため、その点は気をつけながら配置しましょう。

|キッチンからリビングを見通しやすい

縦長1LDKの間取りの場合、キッチン・ダイニング・リビングが一直線上にあることが多く、キッチンからリビングの様子を見通しやすいという点もメリットです。

小さなお子さんをリビングで遊ばせながら、キッチンでお料理をする場合にも様子を見ながら家事ができるのは安心です。

お子さんを見守るシチュエーションは一人暮らしの方には関係ないメリットですが、お友達が来たときに料理を作りながら会話をするなど、キッチンでの孤立感を感じにくい点はメリットでしょう。

縦長間取りのデメリット

縦長1LDKにおける間取りのデメリットは、角部屋ではない限りリビング側の窓が一ヵ所のみと開口部が少ないため、ダイニングキッチンが暗くなりがちな点です。

この悩みを解消するためには、ホワイトをはじめとした明るい木目の家具でそろえるなどインテリアカラーを意識して、部屋全体を明るくすることでデメリットをカバーしましょう。

また、家具をレイアウトする場合にも、窓の光を遮らないような工夫が必要です。

窓の周辺に大きな家具を置かない、背の高い家具で空間を仕切らない、空間を分ける場合には、抜け感のあるシェルフを使うなどのテクニックで、キッチンまで光を届けると暗さを抑えられます。

家具レイアウトの基本ルール

1ldk レイアウト ルール

家具をレイアウトするときには、LDKの形状や大きさに関係なく、ほかの個室などでも共通する3つの基本的なルールがあります。

  • ・家具の占有率
  • ・動線の確保
  • ・直線を意識する

これらのルールを一つずつ解説していきましょう。

家具の占有率

家具の占有率とは、床面積に対して家具の割合を3分の1までに抑えるというルールのことです。

家具の占有率が、3分の1を大きく超えてしまうと手狭で窮屈な印象になり、逆に3分の1よりも極端に少ないと殺風景で無機質な印象になります。

できるだけ理想の「3分の1」に近づけるように、割合を意識しながら家具を取り入れていきましょう。

また、家具の占有率だけでなくある程度の家具をまとめて配置し、目につきやすい部分にあえて何も置かないスペースを設けると、すっきりとした印象になります。

ホテルでは、入り口から窓に向かって直線的に通路が確保してあるケースが多く、ベッドなどの大型家具が配置されていても、狭い印象を受けません。

縦型LDKの場合は、ホテルの部屋を参考に、窓の周辺にはできるだけ背の高い家具を置かず、キッチン側からしっかりと窓が見えるように両サイドに家具をレイアウトするとすっきりと見えます。

動線の確保

家具のレイアウトの際に忘れがちなのが、生活動線の確保です。

生活動線とは、部屋の中での人の動きを線状に表したもので、「家事動線」「衛生動線」「通勤動線」「来客動線」の4種類があります。

  • ・家事動線:炊事・洗濯・掃除などを行うときの道筋
  • ・衛生動線:トイレ・洗面・浴室に移動する道筋
  • ・通勤動線:仕事・学校へ行く準備のための道筋
  • ・来客動線:玄関から客間まで移動する道筋

生活をしていくなかで、これらの道筋がきちんと確保され、さらに最短距離でスムーズに移動が行えるように考えると、時短やストレスの軽減につながります。

生活動線のために必要なスペースは以下の通りです。

  • ・1人が通るときに必要なスペース:60cm
  • ・2人で通るときに必要なスペース:90~120cm

実際の生活を想像し、どこに生活動線が必要か、図面などを見ながら家具の配置を行いましょう。

また、家具を配置するスペースだけでなく、椅子を引いたとき、マッサージチェアのリクライニングをしたときなど、プラスアルファでスペースが必要となるケースもあります。

大きな家具を置いてしまったから通り抜けできない、椅子を引くと人が通れない、せっかくのリクライニングチェアがリクライニングできないなど、ストレスがないようサイズや置き場所に注意しましょう。

直線を意識する

家具のレイアウトをするときには、できるだけ家具の高さをそろえ、直線を意識してレイアウトするとすっきりとした見た目になります。

奥行きの異なる家具を横並びにする際は、壁に沿ってレイアウトするのではなく、前面をそろえて配置すると見た目の印象がすっきりとします。

あまりに奥行きの異なる家具を隣に配置すると、凸凹とした印象になるので注意が必要です。

また、テレビ台とソファを対面でレイアウトするときには、テレビ台の幅とソファの幅をだいたいそろえると、リビング空間をゆるく長方形にゾーニング(空間を分ける)でき、バランスよく見えます。

そのほか、ラグや飾るアートなどで直線を意識させるレイアウトをすると、バランスよく美しい空間に仕上げられます。

一人暮らしの1LDK縦長間取りを活かしたレイアウト方法

1ldk インテリア 方法

ここからは、一人暮らしで縦長1LDKの間取りを活かしたレイアウト方法について解説します。

リビングとダイニングを家具で仕切って使う

リビングスペースとダイニングキッチンスペースのゾーニングをしたい場合は、リビングとダイニングキッチンの間に家具をレイアウトして仕切るといいでしょう。

ソファの背もたれの高さを利用したり、低めのシェルフを配置したりすれば、ゆるくゾーニングできます。

縦長LDKの場合は、窓がリビング側にしかない場合が多いので、あまり背の高い家具で仕切ってしまうとキッチンやダイニングに光が届きにくくなります。

仕切りにシェルフを使う場合には、背板のついていない抜け感のある見せる収納を使って、リビング側からの光を上手に取り込む手法がおすすめです。

壁面両サイドに家具をレイアウトして窓への開放感を誘導する

縦長LDKの場合に最も簡単なレイアウトは、壁面両サイドに家具をレイアウトする方法です。

ソファをレイアウトした反対側の壁面にテレビ台を配置し、ダイニングキッチンから窓がしっかりと見えるレイアウトを取り入れるとよいでしょう。

このレイアウト方法のメリットは、キッチンからリビングまで長い直線で床が見え、空間全体に光を取り入れやすく、部屋がすっきりと見えやすい点です。

リビングテーブルを置く場合は、ガラス製のテーブルなど存在感の少ないものを置くか、ソファ横に小さめのサイドテーブルを置くことで、通路を邪魔せず広さを感じさせる空間に仕上がります。

壁を活かしてプロジェクタを導入する

角部屋以外の縦長1LDKであれば壁面が2面あるので、片面には何も置かず、プロジェクタでテレビや映画を見るレイアウトもおすすめです。

最近はスマートフォンやタブレットの普及でテレビを見ない方も多く、たまに見るテレビのために、大きなスペースを使いたくないという方も増えています。

また家庭用のプロジェクタが小型化し、照明と一体化したものなども販売され、価格面でも手軽に購入しやすくなってきました。

縦型1LDKであれば、大きな壁面を利用してプロジェクタを使った映画鑑賞やテレビ視聴ができるのも魅力の一つです。

縦長間取りの家具の選び方

1ldk インテリア

家具を選ぶときにも、部屋のサイズだけではなく形状に合わせた家具を選ぶことで、空間を広く見せられます。

リビング側は背の低い家具を選ぶ

縦長LDKで利用できる目の錯覚を使ったレイアウト方法は「遠近法」です。

入り口に背の高い家具を置き、奥(リビング)に向かって段々と背の低い家具を配置することで、部屋の奥行きを感じさせられます。

光を取り込む窓の周辺に、背の高い家具を置くと暗くなりがちなので、リビング側はできるだけ背の低い家具を置くのがおすすめです。

リビングで過ごす時間が長いと、収納量の多い家具を購入したくなりますが、クローゼットを上手に利用するなどして、後から購入する家具は見た目の圧迫感にも気をつけましょう。

明るい色、抜け感のある家具を選ぶ

縦長LDKの場合は、間取りの特徴でも解説したように、キッチン・ダイニングが暗くなりがちなので、明るいカラーの家具をセレクトすると圧迫感を抑えられます。

両サイドの壁面に家具をレイアウトし、中央にリビングテーブルを置くなら抜け感のあるガラス製にしたり、脚が細めのタイプにしたりすると、圧迫感なく部屋の奥行きを出せるでしょう。

圧迫感を抑えたい場合は、脚付きの家具も効果的です。

脚付きの家具は、床が見えるため抜け感があり、軽やかな印象につながります。

脚付きの家具を複数レイアウトする場合には、家具の脚の素材(ステンレスや木目など)をそろえると、家具全体に統一感ができ、まとまりのある空間になります。

壁に沿ってレイアウトする家具は横長を選ぶ

両サイドの壁に沿ってレイアウトする家具は、高さを抑えた横長タイプの家具を選ぶと部屋全体に奥行きを出せます。

家具の占有率もありますが、幅の狭い家具を少しずつ置くよりも壁の長さを活かした幅のある家具を一台置くことで、空間に安定感をもたらします。

1LDKのインテリアコーディネートなら年間約1,000件の実績があるMAYSへ

1ldk インテリア

「図面を使って、だいたいのイメージは湧いたけれど、縦長1LDKの部屋にバランスよくコーディネートできているか心配」と感じる方も多いでしょう。

ソファやダイニングテーブルなど大型家具は、LDKの印象を左右する重要なアイテムで、頻繁に買い替えのきかない商品のため、購入時は迷いますよね。

そんなときは、プロのインテリアコーディネーターに相談してみてはいかがでしょうか。

MAYSのインテリアコーディネートとは

MAYSは東京都港区を中心にして、年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを行っています。

お客様のご要望をヒアリングし、ご予算に合わせた最適な家具・インテリアアイテムをご提案いたします。

国内外100社以上の高級家具ブランドにおいてカーテン・照明からインテリアグリーンに至るまで、幅広い商品を取り扱っているのが特徴です。

インテリアコーディネートの流れ

物件にお伺いして内見・採寸をしたうえで、お好みやご要望に合わせた家具を厳選します。

お客様よりいただいた間取り図と採寸データをもとに、家具レイアウト図を含めたインテリアプランを作成します。

またソファのファブリックやカーテン生地のサンプルをお見せしますので、イメージを膨らませながらコーディネートできるのもポイントです。

お打ち合わせは完全予約制のショールームで行うので、人目を気にせずゆっくりとご検討いただけます。

ご提案商品を直接メーカーで確認したいお客様には、コーディネーターが同行するサービスも行っています。(所定額以上の商品をお求めのお客様向けのサービスです。)

配送手配まできっちりと

複数メーカーの商品を購入すると、支払いや配送手配が複雑で面倒です。

MAYSでは、まとめてご購入手続きを行えるため、そのような煩雑さから解放されて気軽にお買い物をしていただけます。

また商品はまとめて同日に、家具の配送・組み立て設置に慣れた業者が伺いますので、忙しいビジネスパーソンでも何日も家具の受け取りに時間を割く必要がありません。

インテリアコーディネートのプロに依頼して、ぜひすてきなソファを見つけてください。

文・caramel(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター)

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