北欧のおしゃれな間接照明特集!選び方のポイントも解説

北欧らしい間接照明で、お部屋をおしゃれに整えたい。
そう考えていても、デザインや種類が豊富なため、どのように取り入れるとよいかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
照明は小さなアイテムに見えても、光の色や影の出方・器具の質感によって空間の印象が大きく変わります。
北欧では、日照時間の短い冬を心地よく過ごすために、まぶしさを抑えて陰影を楽しむ照明文化が育まれてきた背景があるのです。
半世紀以上つくり続けられている名作が多いのも、光の質そのものを追求してきた証といえるでしょう。
本記事では、北欧の間接照明に共通する特長を整理し、失敗しない選び方のポイントを解説します。
照明にこだわり、居心地のよさと洗練された印象を両立した北欧スタイルの住まいを叶えてみてください。
▼間接照明を含めてトータルコーディネートならMAYS
北欧の間接照明の特長

北欧の照明には、暗さや陰影も含めて「夜の時間を心地よく過ごすための設計思想」が息づいています。
まずは、北欧の間接照明に共通する5つの特長から見ていきましょう。
ヒュッゲという思想から居心地のよさを追求
北欧のインテリアを語るうえで欠かせないのが、デンマーク語の「ヒュッゲ」という言葉です。
心地よく過ごす時間そのものを大切にする考え方を指し、照明選びにも深く関わっています。
北欧では部屋全体を均一に照らすよりも、まぶしさを避けて陰影を活かし、くつろげる明るさをつくる発想が主流です。
天井の1灯に頼らず、フロアランプやテーブルランプを複数組み合わせ、明るさを分散させる多灯使いも根づいています。
間接照明は、その思想を日本の住まいへ取り入れるもっとも手軽な入口といえるでしょう。
空間美を意識したデザインを採用
北欧の照明器具は、灯りを落としている時間の見え方まで計算して作られています。
シェードのシルエットや素材の組み合わせが美しく、家具やアートと同じ存在感を持つ一点として空間に置けるものが多いのが特徴です。
光をどのように見せるかをシェードの形状でデザインする発想も、北欧照明ならではの魅力といえます。
やわらかい光で空間の印象を変えられる
間接照明の役割は、光源から直接照らすのではなく、壁や天井に光を反射させて空間を包み込むことです。
反射した光はやわらかく広がり、目に負担をかけずに部屋全体の印象を落ち着かせてくれます。
陰影が生まれることで、木の木目やファブリックの織り・塗り壁の凹凸といった素材感も引き立って見えるのが魅力です。
心理的にもリラックスしやすく、就寝前の気持ちの切り替えを助ける効果が期待できる点も見逃せません。
1灯で完結させず、必要な場所へ必要な光を足していく考え方を意識してみてください。
光源を直接見せず、まぶしさを抑える設計が多い
照明を選ぶ際に見落としがちなのが、グレアと呼ばれる不快なまぶしさです。
電球がむき出しの器具は視線に光源が入るたびに目が疲れ、長時間過ごす部屋では落ち着きません。
シェードで光を何層かに分割したり、乳白ガラスで拡散させたりすると、その不快感は緩和されます。
ダイニングテーブルの上やソファの正面など、視線の高さに器具が入る場所ではとくに配慮しましょう。
具体的には、シェードの内側の構造(座ったときに光源が見えないかどうか)まで購入前に確かめておくと安心です。
木・真鍮・ガラスなど素材の質感で上質感を出しやすい
北欧照明の上質さを支えている要素の1つが、素材そのものが持つ表情です。
木製のシェードは、あたたかみのある光を落とし、白木やオーク・アッシュといった明るい木の家具と自然になじみます。
ガラスシェードを選べば透明感と抜け感が生まれ、リネンやウールのファブリックなら光がやわらかくにじむでしょう。
真鍮は品のある華やかさを添えてくれる素材ですが、鏡面かマットかという仕上げの違いによって印象が大きく変わります。
金属を取り入れるときは、家具の脚や取っ手・水栓など、すでに部屋にある金属色と合わせて選ぶのがおすすめです。
照明を選ぶ前に、部屋のなかで使われている素材を一度書き出してみると、迷いが少なくなります。
北欧の間接照明を選ぶポイント

北欧らしい雰囲気を再現するには、器具のデザインだけを追いかけないことも大切です。
- どこに置くか
- どのくらいの明るさか
- どのような素材を選ぶか
という順番で考えると、失敗はぐっと減っていきます。
ここからは、間接照明を選ぶときに押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
設置場所に合わせた種類を選ぶ
間接照明は、置く場所によって選ぶべき種類が変わります。
- リビング:フロアランプとサイドテーブルを組み合わせると、座って過ごす居場所そのものが生まれます
- 寝室:まぶしさを避け、手元だけをやわらかく照らす小ぶりなテーブルランプがおすすめです
- 玄関・廊下:壁や床を照らすブラケットライトを取り入れると、陰影が上質な印象をつくります
天井照明だけに頼らず、部屋のなかに2〜3灯を分散させる計画を立ててみましょう。
目的に合わせて明るさを選ぶ
明るさを考えるときは、まず光の目的をはっきりさせてみましょう。
読書、くつろぎの時間、夜の足元の安全など、用途によって必要な光量は変わってくるためです。
明るさの指標としてルーメン(lm)が使われるので、部屋の広さごとの目安を表にまとめました。

※一般社団法人日本照明工業会「住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」をもとに作成
※上記は天井のシーリングライト1灯で部屋全体を照らす場合の数値です。間接照明は主照明を補う光なので、テーブルランプやフロアランプは1台あたり300〜800lm程度が目安になります。
ただし数値はあくまでも目安として押さえる程度にとどめ、細かく判断しすぎないことも必要です。
明るさが足りないと感じたときは、1灯を強めるのではなく灯数を増やす発想に切り替えてみてください。
ロングセラーモデルから選ぶ
北欧照明には、半世紀以上つくり続けられている名作が数多く存在します。
たとえばルイスポールセンのPH5は、1958年にポール・ヘニングセンが発表した代表的な名作照明です。
直接光源を見せず、光の質そのもので空間を仕立てるという美学が、いまも色褪せずに支持されています。
完成度の高さに加え、真鍮や木のように経年変化が味わいへ育っていく点も魅力といえるでしょう。
住まいの格を上げたいと考えるほど、定番モデルは外しにくい選択肢になります。
色温度と調光で夜の居心地を整える
光の色みは色温度と呼ばれ、ケルビン(K)という単位で表されます。
数値が低いほど赤みを帯びたあたたかい光になり、高くなるにつれて青白くシャープな光へ変わっていく仕組みです。
くつろぎを重視する部屋では、2700K前後の電球色寄りを選ぶと、肌や木肌がきれいに見えやすくなります。
昼白色寄りの光は作業に向く一方、寝室やリビングでは冷たく感じられる場合もあるため注意が必要です。
調光や調色に対応した器具や電球を選べば、日常と来客時、季節や時間帯によって光の強さを使い分けられます。
夜になるほど光を低い位置へ、そしてあたたかい色へ移していく組み立てを意識してみてください。
器具単体で選ばず、家具・壁面・アートとの相性で選ぶ
照明の見え方は、周囲の家具や壁面の仕上げ材との組み合わせによって決まります。
ソファの張地やラグの毛足・カーテンの織りが違えば、同じ器具でも印象は変わって見えるでしょう。
壁のアートを照らす、コーナーに陰影をつくるといった演出の目的を先に決めておくと、器具選びの精度が上がるはずです。
色数を増やさず質感と陰影で見せると、空間の印象は上品にまとまります。
照明計画は、インテリア全体の仕上がりを決める最後の一手だと考えてみてはいかがでしょうか。
北欧のおしゃれな間接照明5選
空間をおしゃれに彩る、北欧の間接照明を5点紹介します。
フロアランプ:パンテラ フロア|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
1971年にヴァーナー・パントンが手掛けたフロアランプです。
半球形のシェードとベースがどちらも反射板として働き、まぶしさのない拡散光が足元まで広がります。
彫刻のような佇まいは灯りを消した昼間も絵になるので、ソファ脇に置く1灯としておすすめです。
テーブルランプ:Flowerpot(フラワーポット)|&Tradition(アンドトラディション)
向かい合う2つの半球シェードが目を引く、ヴァーナー・パントンがデザインしたテーブルランプです。
上のシェードが光源を隠すので、視線に入ってもまぶしさがありません。
高さは49cmあり、しっかりとしたインパクトを与える存在にもなるため、玄関のコンソールに置く1灯としてもおすすめです。
テーブルランプ:ナイト・オウル|FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)
ニコライ・ウィグ・ハンセンが手掛けた、北欧らしいあたたかみのあるテーブルランプです。
ベースと楕円形のシェードがなめらかにつながり、灯りを消していてもオブジェのように空間を彩ります。
手元をやわらかく照らす、寝室のベッドサイドにふさわしい1灯です。
ペンダントライト:PH 5|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
1958年の発表以来つくり続けられている、ポール・ヘニングセンの代表作といえるペンダントライトです。
3枚のシェードが光を反射させる構造のため、どの角度から見ても光源が目に入りません。
天板から60〜80cmの高さに吊るすと、食卓の料理も家族の表情も美しく見えるでしょう。
ブラケットライト:ブラケット マッシュルーム ライトオーク|LE KLINT(レ・クリント)
デンマークのヴィルヘルム・ウォラートが手掛けた、壁付けタイプのブラケットライトです。
ライトオークのやわらかな色みが、白い壁ともオーク材の建具とも自然になじみます。
床置きの照明を増やせない玄関や廊下でも壁面に陰影が生まれ、上質な奥行きを演出できるでしょう。
間接照明を含めたトータルコーディネートならMAYSへ

北欧の間接照明は、器具単体で完結せず、家具やレイアウトと合わせて計画するほど魅力が引き出されます。
とはいえ、光の量や配置、家具とのバランスを見極める作業には専門的な視点が必要です。
MAYSでは、間接照明を含めた住空間のトータルコーディネートをご提案します。
間取り図の確認や採寸を実施し最適なレイアウトをご提案
間取り図を確認し、現地で採寸を行いながら、暮らし方に合ったレイアウトを組み立てます。
家具の寸法と動線をあわせて検討することで、フロアランプを置くための余白もあらかじめ確保できます。
照明計画では、コンセントの位置や数に加えて、スイッチの回路まで確認しておくことが大切です。
窓の位置や視線の抜け、コンセントの位置まで踏まえて計画するため、照明の置き場所に無理が生まれません。
また、天井高や梁の位置も現地で採寸するので、ペンダントライトを吊り下げる高さまで具体的にお伝えできます。
空間や過ごし方に適した間接照明・家具を選定
家具だけでなく、照明器具やカーテンなどの取り扱いもあります。
空間の広さと過ごし方に合わせて、家具だけでなく間接照明も選定可能です。
国内外100社以上の提携先から家具や照明をお選びいただけるため、テイストやご予算に応じた幅広いご提案を行います。
照明は写真と実物で光の印象が変わるため、主役になる1灯はできるかぎり現物の確認ができると安心です。
気になるブランドがあれば、ショールームでの確認、あるいは実物をご覧いただける店舗へのご案内も可能です。
まとめて配送でスムーズな暮らしをサポート

複数のブランドから家具や照明をそろえると、配送の手続きが煩雑になりがちです。
MAYSではまとめて配送を実施できるため、煩雑な手配も一度で完結します。
搬入と設置・梱包材の撤去まで対応するので、届いた当日から気持ちよくお過ごしいただけます。
大型の家具や照明は、搬入経路の幅や共用部の養生など、事前の確認事項が少なくありません。
マンションの搬入ルールや作業時間の申請までこちらで調整するため、お客様は当日の立ち会いだけで完了します。
引っ越しのタイミングに合わせた日程調整もお任せください。
MAYSのインテリアコーディネートサービス料金目安
【コーディネート料金】
- 1R/1K(単一間取りの場合) 40,000円
- リビング 20,000円
- ダイニング 20,000円
- ベッドルーム 20,000円
- そのほか1部屋追加 20,000円
- 小物ディスプレイ(1ヵ所) 10,000円
- インテリアプランの変更 5,000円/回
- 追加プラン作成 30,000円/回
- キャンセル料 30,000円
詳しくは、サービス料金ページもご確認ください。
MAYSのインテリアコーディネートサービスご納期目安
お客様の希望納品予定により、全体の進行状況は変動しますが、基本的なスケジュールは以下のとおりです。
- 内見・採寸からプラン作成:最短1週間
- 家具の購入代行手配(在庫確認含む):約1週間
- 購入ご契約から搬入・設置まで:2~3週間
現地調査や提案から納品まで、最短1ヵ月はかかります。
受注生産品や海外取り寄せ品は、納期にさらに時間がかかることも多いため、インテリアコーディネートサービスは早めの相談がおすすめです。
30秒で申し込み可能なオンライン相談実施中
何から相談すればよいかわからず、一歩を踏み出せない方も多いはずです。
そんなときは、30秒ほどでお申し込みできる「オンライン相談」をご利用ください。
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)




