失敗しない和モダン照明選び!プロが教えるペンダントライトの選び方とおすすめ8選

和モダンな空間づくりを始めるとき、ペンダントライトの選び方に悩む方は少なくありません。
和モダンのに適したペンダントライトの素材やデザインは多様で、どれが自分の空間に合うのか判断しにくいものです。
しかし、素材の特性や光の色、部屋ごとの選び方のポイントを押さえれば、理想の照明を見つけられます。
本記事では、和モダンに映えるペンダントライトの基本特徴から、リビング・ダイニング・玄関など部屋別の選び方、さらにプロ厳選のおすすめアイテムまでを詳しく解説します。
自信を持ってペンダントライトを選び、落ち着きと高級感のある和モダン空間を実現しましょう。
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和モダンのペンダントライトの特徴

和モダンのペンダントライトを選ぶ際は、素材・デザイン・光の質という3つの視点が重要です。
ここでは、和モダンのペンダントライトの特徴を詳しく解説します。
素材選びで変わる「雰囲気のよい和モダン感」
和モダン空間の雰囲気を大きく左右するのが素材です。
和モダンの代表とも言えるペンダントライト「和紙シェード」は、柔らかい拡散光と美しい陰影を生み出し、和室だけでなく洋風リビングにも自然に馴染むでしょう。
竹・籐・木などの自然素材は、編み込みや木目による影の演出が魅力で、あたたかみのある空間を演出できます。
また、意外に感じられるかもしれませんが、真鍮や銅などの金属と木を組み合わせた素材もモダンさと高級感を両立させたい場合に適しています。
以下に、和モダン空間を上質に見せるペンダントライトの素材選びのポイントをまとめていますので、参考にしてみてください。

直線的・ミニマルなデザインが生む「上質な抜け感」
和モダンの空間では低めの家具や床座の文化から視線が低く設定されることが多く、装飾的な照明は視覚的な圧迫感を生みやすくなります。
そのため、照明も直線的でミニマルなデザインを選ぶことで、上質な抜け感をもたらすことができます。
シンプルな形状のペンダントライトなら視線を遮らず、空間に広がりを感じさせてくれるでしょう。
また、直線的なラインは天井の高さを強調し、縦の開放感を生む効果もあります。
それを踏まえて和モダンに適したペンダントライトの要素として、以下の3つが挙げられます。
- 細いコード:視覚的な重さを軽減し、照明を“浮いている”ように見せられる
- 華奢なフレーム:繊細さと上質感を演出できる
- シンプルなシェード:素材の質感そのものを際立たせる
このような主張しすぎないデザインを選ぶことで、テーブルや椅子など主役の家具に視線が向きやすくなり、木目の床・建具と色味で統一感が生まれます。
また、後から家具を変更しても照明との違和感が生じにくい点も、メリットの一つです。
光の色・明るさで変わる「落ち着きと高級感」
和モダンのインテリアには、電球色から温白色の照明と相性がよいとされています。
電球色(2,700K〜3,000K)は、木材や和紙の持つあたたかみを引き立て、空間に落ち着きをもたらします。
温白色(3,500K前後)は、白壁や明るめの内装とも調和しやすく、モダンな印象を保ちながら和の要素を活かせるでしょう。
一方、昼白色(5,000K前後)や昼光色(6,500K前後)は寒々しい印象になりやすく、和モダン特有の落ち着いた雰囲気を損ねやすくなります。
なお、空間全体で色温度を統一することが、高級感を生み出すポイントです。
ペンダントライトは部屋全体の明るさが確保しづらいかもしれません。
その場合は、ペンダントライトは雰囲気づくりのための演出照明として位置づけ、ダウンライトやフロアライト・テーブルライトなどの間接照明を足してみてください。
多灯使いをすることで、立体感や奥行き感を生み出し、魅力的な空間演出ができます。
また、心地よい明るさを生み出すためには、眩しさを抑えることも重要です。
具体的には、以下のポイントを意識しましょう。
- シェードで光源を覆い、直接光が目に入らないデザインを選ぶ
- 光が柔らかく広がり眩しさを軽減できる「拡散タイプ」を選ぶ
- グレアを抑えやすい乳白色や和紙など、適度な透過性のある素材を選ぶ
- 吊り下げ高さは目線より上に設定する
【部屋別】和モダンのペンダントの選び方

和モダンのペンダントライトは、部屋ごとに適した選び方が異なります。
例えば、リビングではくつろぎの演出を、ダイニングでは食事を引き立てる明かりを、キッチンでは実用性を重視した選択が求められるでしょう。
ここでは、各部屋の特性に合わせた和モダンペンダントの選び方を詳しく解説します。
リビング|くつろぎと高級感を両立するペンダントライトを選ぶ
リビングにペンダントライトを選ぶ際は、複数の照明を組み合わせた配置計画が重要です。
ソファスペースの上にペンダントライトを配置する場合は、高さ調整と視線の抜け方を意識しましょう。
リビング全体の明るさを確保するため、ダウンライトやシーリングライトとの組み合わせ方を考えることが大切です。
ペンダントライトはアクセント照明として効果的に見せる配置を心がけ、和紙や布シェードの大きめのデザインで空間に和モダンらしい高級感を演出してみてください。
天井の高さや梁の位置に応じて吊り下げ長さを調整するとともに、コードの長さを調整できる部材を活用するとよいでしょう。
しかし、テレビを見る際にペンダントライトが邪魔になるといったケースがあるかもしれません。
そのような場合は、ソファまわりにはシーリングライトやスタンドライト・テーブルライトなどの間接照明を活用する選択肢も検討してみてください。
ダイニング|テーブルを主役に見せる和モダンペンダントライトを選ぶ
ダイニングでは、テーブルサイズに応じた照明の直径や個数を考えましょう。
一般的に、テーブル幅の3分の1から2分の1を目安に、ペンダントライトの直径を選ぶとダイニングテーブルに調和した大きさを選べます。
また、1灯か、2〜3灯の多灯レイアウトかによって、空間の印象は大きく変わります。
1灯の場合は中心に重厚感を持たせられ、多灯の場合はリズム感と軽やかさが生まれるでしょう。
さらに、食事がおいしそうに見える光色を選ぶことも大切です。
電球色(2,700K〜3,000K)のあたたかみのある色合いで料理を照らし、器やテーブルの素材感を引き立てると雰囲気が高まります。
木製テーブルや陶器との相性もよく、和モダンの落ち着いた印象を演出できます。
キッチン・カウンター|小ぶりなペンダントライトでリズムをつくる
キッチンやカウンターには、小ぶりなペンダントライトを等間隔に並べることで、リズム感のある和モダン空間を演出できます。
ペンダントライトに限らず、キッチン照明を選ぶ際は、料理の色が正しく見える明るさと、作業しやすい位置に調整することが重要です。
また、キッチンは油はねや蒸気が発生しやすい環境のため、お手入れしやすい素材を選びましょう。
具体的には、金属製・ガラス製のものは汚れをふき取りやすく、キッチン環境におすすめです。
また、キッチンに適した塗装仕上げも、参考にしてみてください。

寝室・書斎|落ち着きと集中を邪魔しない照明を計画をする
寝室や書斎では、落ち着きと集中を邪魔しない照明計画を行ってみてください。
ベッドサイドにペンダントライトを吊るすスタイリングでは、直接光が目に入らないシェード形状や吊り下げ高さを考慮しましょう。
読書やリラックスタイムに適した柔らかな光を選ぶことで、心地よい空間を演出できます。
書斎やワークスペースには、ミニマルな和モダンペンダントライトがおすすめです。
ペンダントライトの選び方のポイントは以下のとおりです。
- 視線の高さ:作業時に照明が視界を遮らない位置に調整する
- 作業照度の確保:デスク面が十分に明るくなる光量を選ぶ
- 補助照明の用意:デスクライトを組み合わせて、タスクに応じた明るさを調整できるようにする
これらのポイントを押さえることで、機能性と和モダンの美しさを両立した空間を実現できます。
玄関・廊下・和室|小空間だからこそ映える和モダンペンダントライトを選ぶ
玄関は、訪れる人の第一印象を決める重要な場所です。
そのため、「シンボル照明」としての存在感があるペンダントライトを選ぶことをおすすめします。
吹き抜けや階段では、高い天井から吊り下げるペンダントライトが空間に縦のラインを生み、非日常的な奥行きを演出します。
天井が低い廊下では、コンパクトなデザインを選び、圧迫感を避けながらも印象的な明かりを配置するとよいでしょう。
畳スペースや和室にペンダントライトを合わせる際には、天井高さと床の間とのバランスに注意が必要です。
和室は洋室より天井が低いことが多いため、吊り下げ高さを慎重に調整する必要があります。
また、床の間や掛け軸などの伝統的な要素と調和するデザインを選ぶことも大切です。
おすすめの和モダンペンダントライト8選
ここでは、和モダンな空間にぴったりなデザイン性の高いペンダントライトを、厳選してご紹介します。
AKARI(アカリ)|株式会社オゼキ
イサム・ノグチが岐阜提灯の技術と出会い、35年をかけて生み出した「AKARI」シリーズです。
伝統的な提灯製造の技術を活かしながら、竹ヒゴと和紙が織りなす繊細な陰影が、光の彫刻として空間を優しく照らします。
ペンダントライトだけでなく、スタンドライトやテーブルライト、楕円形や円筒形など豊富なバリエーションから、部屋に合ったデザインを選べます。
和の伝統美と現代デザインが融合した、和モダン空間におすすめです。
Formakami|&Tradition(アンドトラディション)
&Tradition(アンドトラディション)から発売されている、Formakamiシリーズを紹介します。
デザイナーのJaime Hayon(ハイメ・アジョン)が、伝統的なアジアのランタンに現代的な解釈を加え、東洋と西洋のエッセンスを融合させたデザインに仕上げました。
職人が一枚一枚丁寧に紙を骨組みに貼り付けて制作しており、和紙の優しい光が空間を包み込みます。
和モダンな空間に自然に調和する、洗練されたペンダントライトです。
PAPER SHADE OBLONG|HAY(ヘイ)
デンマークのブランドHAY(ヘイ)から発売されている、PAPER SHADE OBLONGです。
竹製フレームに軽量な紙を巻いた、クラシックなランタンデザインが特徴です。
紙を通して届く灯りは穏やかで、あたたかみのある光が和モダンな雰囲気を演出してくれます。
BL-P1724P|BUNACO(ブナコ)
国産のブナ材を使用したBUNACO(ブナコ)のペンダントライトです。
日中は白木の美しい質感を楽しめ、夜にあかりを灯すと中央部分が幻想的に赤く浮かび上がります。
ブナ材ならではのあたたかみのある色合いと、独特の曲線美が特徴的です。
PH5|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
北欧デザインの名作として知られるLouis Poulsen(ルイスポールセン)のPH5は、和モダン空間にも調和するペンダントライトです。
1958年にPoul Henningsen(ポール・ヘニングセン)がデザインし、家具との組み合わせ次第で、洗練された和モダンインテリアを演出できるおすすめの逸品です。
MAYUHANA(マユハナ)|yamagiwa(ヤマギワ)
yamagiwa(ヤマギワ)のMAYUHANA(マユハナ)は、グラスファイバー複合材の巻糸を使用した和モダンペンダントライトです。
世界的建築家・伊東豊雄氏がデザインを手がけた作品で、繭から糸を紡ぐように型に糸を巻いて制作されています。
暗闇で静謐に煌めく独創的な光の表情が、日本的な美意識を感じさせる空間を演出します。
SOFT MEDIUM PENDANT|TOM DIXON(トム・ディクソン)
TOM DIXON(トム・ディクソン)のSOFT(ソフト)は、柔らかな光の表現を追求した和モダン空間におすすめのペンダントライトです。
プラスチックとラバーの中間のような素材「TPU」によって作られたシェードは、和紙照明を思わせるぬくもりと幾何学的なモダンさが共存しています。
伝統的な要素とモダンデザインを両立させたい方に最適な照明です。
TALIESIN PENDANT(タリアセン ペンダント)|yamagiwa(ヤマギワ)
TALIESIN PENDANT(タリアセンペンダント)は、1933年に誕生した歴史ある照明器具です。
木製のボックスと積層材の遮光板を組み合わせた独創的な構造が特徴で、ガラスやシェードを使わずに光を巧みに制御し、豊かな直接光と間接光を実現しています。
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- ダイニング 20,000円
- ベッドルーム 20,000円
- そのほか1部屋追加 20,000円
- 小物ディスプレイ(1ヵ所) 10,000円
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- 追加プラン作成 30,000円/回
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)
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